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ケンウッド、球体型の360度撮影ドラレコ。業界最高約466万画素

JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより360度撮影に対応したドライブレコーダー「DRV-CW560」を11月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3.3万円前後。

前後だけでなく、左右や車室内までカバーする360度の全方位録画に対応したドライブレコーダーの第2弾モデル。

単眼360度ドラレコの常時録画解像度において、業界最高となる約466万画素/2,160×2,160ドットの高解像度記録し、全方位を高精細に録画可能。前方・後方・左右に加え、垂直方向は約210度まで対応し、あおり運転や車室内での万が一のトラブルの際にも広範囲にわたって見守るという。

ドライブレコーダー「DRV-CW560」

高感度性能に優れるソニー製CMOSセンサー「STARVIS」を搭載。1/2.8型サイズで、解像度は約840万画素。F1.8の明るいレンズを採用しており、夜間やトンネルなどの暗いシーンの撮影に強いだけでなく、総合的に画質が向上しているという。

無線LAN機能を搭載し、録画映像をスマートフォンで再生可能。PCなどを使わずに、万が一の際にその場で録画映像の確認が行なえる。記録された映像はストリーミング再生できるほか、必要な動画ファイルだけを選んでスマートフォンに転送もできる。

専用アプリ「Street Tracker Mobile」(Android/iOS対応、無料)を使用すれば、360度全方位で記録した映像を「パノラマ」「2分割」「4分割」「切り出し」など、5種類のビューモードでさまざまな画角で再生できる。

スマートフォンでの再生画面
撮影した360度映像は、様々なビューモードで再生可能

別売の車載電源ケーブル「JVC CU-BC100」を使用することで、最長約10時間の駐車監視録画に対応。駐車中の衝撃や動体の検知も対応し、検知前の5秒間と検知後の25秒間の計30秒間の録画が可能。タイムラプス録画にも対応し、長時間の撮影ファイルを短い時間で見ることができる。

WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能を搭載。逆光やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明など、明暗差が激しい環境下で起きやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑え、明瞭な映像を記録できる。

さまざまな車両状況に応じて記録する4つの録画機能を搭載。エンジンON/OFFに連動して、自動で録画スタート/ストップする常時録画や手動録画、Gセンサーが突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知して自動で別フォルダに記録するイベント記録、最長約10時間の駐車監視録画(要車載電源)を用意する。

正面

GPSに加え、グロナス、みちびきにも対応した測位衛星受信ユニットを搭載。自車位置を記録し、アプリ・ビューアーソフトで走行記録の確認が行なえる。

ほかにも、地デジやラジオへのノイズ干渉を抑える「地デジ干渉対策」、万が一の車両電源のアクシデントからファイル破損を防ぐバックアップ電源「スーパーキャパシター」を搭載する。

記録フォーマットは動画がMOV(H.264+LPCM)。マウント部を含む外形寸法/重量は、61×81×74mm(幅×奥行き×高さ)/137g(SDカード含む)。32GBのmicroSDHCカード、12V車両用シガープラグコードを付属する。

側面