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JBL人気スピーカーのユニット+筐体一新、75周年記念「L100 Classic 75」
2021年5月19日 07:00
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドの創立75周年記念モデルとして、スピーカー「L100 Classic」をベースとしながら、筐体にチーク・リアルウッドを採用、ユニットも一新させ、バイワイヤリング接続にも対応した限定モデル「L100 Classic 75」を、2021年夏に発売する。価格はペアで75万円。全世界限定750セットで、日本国内向けは50セット限定となる。
1970年代の銘機「L100 Century」をベースとした新機種として、2019年に発売した「L100 Classic」(1台250,800円)は全世界でヒット。そのL100 Classicをベースとしながら、さらにハイグレードに仕上げたのが今回の「L100 Classic 75」となる。
具体的には、フロントバッフルを含む全6面に美しいチーク・リアルウッド突板仕上げを採用。背面には、現在のJBLチーフ・エンジニアであるChris Hagen氏の署名と、限定本数中のペアのシリアルナンバーが刻印された記念プレートを装着する。
グリルは、ゴールドとブラックのJBLロゴがアクセントになったQuadrexフォームを、チーク材のウッドフレームで縁どったものが付属する。
オリジナルモデルより、ユニットも一新。デュアルダンパー設計を取り入れ改良され、奇数次高調波歪の低減を可能にしたウーファーユニットと、製造プロセスからの見直しによってよりスムーズな周波数レスポンスを獲得したミッドレンジ、およびツイーターを採用している。
ユニットサイズは、300mm径ピュアパルプコーン・ウーファー、130mm径ピュアパルプコーン・ミッドレンジ、25mm径チタンドーム・ツイーターの3ウェイ構成。推奨アンプは25~200W、公称インピーダンスは4Ω、出力音圧レベル(2.83V/1m)は90dB、周波数特性(-6dB)は40Hz~40kHz。
限定モデルはクロスオーバー素子をアップグレードすると共に、バイワイヤリング接続にも対応。LF帯域とMF/HF帯域回路を分離独立させ相互干渉を抑えたセパレート型ネットワークを内蔵しており、スピーカーターミナルには、金メッキ仕上げのバインディングポストを採用している。
スピーカースタンドとして「JS-120」が付属。シリアルプレート付きのマッチドペア・パッケージとして提供する。システム全体が、フロントパネルにリミテッド・エディションのアートワークが印刷された特別製造のウッドコンテナで出荷される。
グリル/スタンド含む外形寸法は、390×362×824mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は35.1kg。ウッドコンテナを含む梱包重量は129.2kg。