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’22年発売レグザのラインナップを整理。次世代エンジンZRαやパネル刷新
2022年6月24日 08:30
TVS REGZAの有機ELレグザ「X8900L」シリーズ、液晶レグザ「Z770L」「Z670L」「Z570L」シリーズが発表され、5月の発表された最上位の有機ELレグザ「X9900L」シリーズ、液晶レグザ「Z875L/Z870L」シリーズと合わせて2022年夏発売モデルが出そろった。
フラッグシップ (5月発表)
- 4K有機ELレグザ「X9900L」
65型「65X9900L」 約55万円 6月中旬発売
55型「55X9900L」 約38.5万円 6月下旬発売 - 4K液晶レグザ「Z875L」
75型「75Z875L」 約55万円 6月下旬発売
65型「65Z875L」 約41.8万円 同上 - 4K液晶レグザ「Z870L」
55型「55Z870L」 約30.8万円 6月下旬発売
ミドル
- 4K有機ELレグザ「X8900L」
65型「65X8900L」 約44万円 7月下旬発売
55型「55X8900L」 約31万円 7月下旬発売
48型「48X8900L」 約25.5万円 7月下旬発売 - 4K液晶レグザ「Z770L」
75型「75Z770L」 約37.5万円 8月発売
65型「65Z770L」 約31万円 8月発売
55型「55Z770L」 約25.5万円 8月発売 - 4K液晶レグザ「Z670L」
50型「50Z670L」 約19万円 8月発売
43型「43Z670L」 約16.5万円 8月発売
エントリー
- 4K液晶レグザ「Z570L」
65型「65Z570L」 約26.5万円 7月1日発売
55型「55Z570L」 約19万円 7月1日発売
50型「50Z570L」 約15.5万円 7月1日発売
43型「43Z570L」 約13.5万円 7月1日発売 - 4K液晶レグザ「M550L」
75型「75M550L」 約25万円 8月発売
65型「65M550L」 約19万円 8月発売
レグザの特徴と言えば、地デジ最大6チャンネルの全録機能「タイムシフトマシン」。今回はフラッグシップ有機EL「X9900L」シリーズと液晶「Z875L/Z870L」シリーズに加え、ミドルクラス液晶「Z770L」シリーズに搭載されている。
映像エンジンでは新開発の「ZRα」が登場し、採用されたフラッグシップ機はどちらも“レグザ最高峰”のクオリティとアピール。ミドルクラス以下には「ZR I」から新世代になった「ZR II」が搭載されている。
また、全シリーズがAndroid TVやGoogle TVではなく、レグザ専用のLinux OSを採用したことも注目ポイントとなっている。
ここではシリーズごとの特徴的な要素をまとめて紹介。詳細は各項目のリンクされている記事を参照して欲しい。
レグザ最高峰の映像×ハイレゾ対応スピーカーの最上位有機EL
有機EL最上位は「X9900L」シリーズ。前モデルから、パネルからエンジン、サウンドシステム、インターフェイスまで刷新され、3年の開発期間を経て完成した画像処理専用の「ZRα」エンジンを搭載した。ネット動画からゲーム、地デジ、4K映像の描写が底上げされ、“有機ELレグザ最高峰”のクオリティを実現したという。サウンド面では、シリーズ唯一のハイレゾ対応もポイントだ。
- 65型「65X9900L」 約55万円 6月中旬発売
- 55型「55X9900L」 約38.5万円 6月下旬発売
タイムシフトマシン:搭載
チューナー数:地デジ×9、BS/110度CS×3、4K BS/CS×2
HDMI 2.1対応:4K120p入力、VRR、eARC、ALLM
HDR:Dolby Vision IQ、HDR10+ ADAPTIVE、HDR10、HLG
音声出力:90W、ハイレゾ対応
Dolby Atmos:対応
4K有機EL「X9900L」シリーズ
液晶最上位は“高輝度”ミニLEDד広色域”量子ドット
レグザのミニLEDバックライト搭載の液晶は、フラッグシップの「Z875L/Z870L」シリーズ。広色域を実現する量子ドットシートを組み合わせることで、明るく色鮮やかな映像を実現している。2シリーズの違いはサイズと映像エンジンで、Z875Lは「ZRα」、Z870Lは「ZR II」を搭載している。
- 75型「75Z875L」 約55万円 6月下旬発売
- 65型「65Z875L」 約41.8万円 同上
タイムシフトマシン:搭載
チューナー数:地デジ×9、BS/110度CS×3、4K BS/CS×2
HDMI 2.1対応:4K120p入力、VRR、eARC、ALLM
HDR:Dolby Vision IQ、HDR10+ ADAPTIVE、HDR10、HLG
音声出力:70W
Dolby Atmos:対応
4K液晶レグザ「Z875L」シリーズ
- 55型「55Z870L」 約30.8万円 6月下旬発売
タイムシフトマシン:搭載
チューナー数:地デジ×9、BS/110度CS×3、4K BS/CS×2
HDMI 2.1対応:4K120p入力、VRR、eARC、ALLM
HDR:Dolby Vision IQ、HDR10+ ADAPTIVE、HDR10、HLG
音声出力:70W
Dolby Atmos:対応
4K液晶レグザ「Z870L」シリーズ
ネット動画も高画質化。パネル刷新で明るいミドルクラス有機EL
フラッグシップ機同様、パネルが刷新。「明るく鮮やかで黒の引き締まった新世代の有機EL高画質を実現」しているという。映像エンジンは「ZR II」。全録機能は非搭載。
- 65型「65X8900L」 約44万円 7月下旬発売
- 55型「55X8900L」 約31万円 7月下旬発売
- 48型「48X8900L」 約25.5万円 7月下旬発売
タイムシフトマシン:非搭載
チューナー数:地デジ/BS/110度CS×3、4K BS/CS×2
HDMI 2.1対応:4K120p入力、VRR、eARC、ALLM
HDR:Dolby Vision IQ、HDR10+ ADAPTIVE、HDR10、HLG
音声出力:72W
Dolby Atmos:対応
4K有機ELレグザ「X8900L」シリーズ
量子ドットの広色域×全録機能ならミドルクラス液晶
「Z770L/Z670L」は、ミドルクラスながら広色域な量子ドットシートが採用されているのがポイント。他社製品では“ミニLED×量子ドット”のコンビで訴求されているところ、バックライトに通常サイズの青色LEDを使用することで、画質を向上させながら、Z875L/Z870Lシリーズよりも手が届きやすい価格を両立している。さらに「Z770L」は全録機能の「タイムシフトマシン」にも対応している。
- 75型「75Z770L」 約37.5万円 8月発売
- 65型「65Z770L」 約31万円 8月発売
- 55型「55Z770L」 約25.5万円 8月発売
タイムシフトマシン:搭載
チューナー数:地デジ×9、BS/110度CS×3、4K BS/CS×2
HDMI 2.1対応:4K120p入力、VRR、eARC、ALLM
HDR:Dolby Vision IQ、HDR10+ ADAPTIVE、HDR10、HLG
音声出力:60W
Dolby Atmos:対応
4K液晶レグザ「Z770L」シリーズ
- 50型「50Z670L」 約19万円 8月発売
- 43型「43Z670L」 約16.5万円 8月発売
タイムシフトマシン:非搭載
チューナー数:地デジ/BS/110度CS×3、4K BS/CS×2
HDMI 2.1対応:4K120p入力、VRR、eARC、ALLM
HDR:Dolby Vision IQ、HDR10+ ADAPTIVE、HDR10、HLG
音声出力:60W
Dolby Atmos:対応
4K液晶レグザ「Z670L」シリーズ
4K120Hz対応ならエントリー機も
エントリー機は「Z570L」と「M550L」で、プロセッサはミドルクラス同様の「ZR II」を搭載。「Z570L」は4K120p入力とVRRにも対応し、音声面でもDolby Atmosに対応している。「M550L」もHDMI 2.1に対応しているが、入力は4K60pまで、Dolby Atmosは非対応となっている。
- 65型「65Z570L」 約26.5万円 7月1日発売
- 55型「55Z570L」 約19万円 7月1日発売
- 50型「50Z570L」 約15.5万円 7月1日発売
- 43型「43Z570L」 約13.5万円 7月1日発売
タイムシフトマシン:非搭載
チューナー数:地デジ/BS/110度CS×3、4K BS/CS×2
HDMI 2.1対応:4K120p入力、VRR、eARC、ALLM
HDR:Dolby Vision IQ、HDR10+、HDR10、HLG
音声出力:40W
Dolby Atmos:対応
4K液晶レグザ「Z570L」シリーズ
- 75型「75M550L」 約25万円 8月発売
- 65型「65M550L」 約19万円 8月発売
タイムシフトマシン:非搭載
チューナー数:地デジ/BS/110度CS×3、4K BS/CS×2
HDMI 2.1対応:4K60p入力、eARC、ALLM
HDR:Dolby Vision IQ、HDR10+、HDR10、HLG
音声出力:20W
Dolby Atmos:非対応
4K液晶レグザ「M550L」シリーズ