ニュース

ティアック、新「V.R.D.S」メカ搭載CDプレーヤーを米イベントで参考出品

最新CDプレーヤー「VRDS-701」

ティアックは、米国で現地時間の2月17日から開催される「FLORIDA INTERNATIONAL AUDIO EXPO」に、最新CDプレーヤー「VRDS-701」を参考出品する。CDドライブに、新開発のV.R.D.Sメカニズムを搭載する。

V.R.D.S(Vibration-Free Rigid Disc-Clamping System)は、CDを同径のアルミニウム製ターンテーブルでクランピングし、慣性質量を増大させることで回転振動や不要振動を低減させるティアック独自のCDドライブメカニズム。

ティアック・オリジナルディスクリートDACを搭載。チャンネルセパレーションを高めるために、デュアルモノーラル、フルバランス回路構成を採用した。

アナログプリアンプ回路「TEAC-QVCS」を使ったボリューム機能により、パワーアンプ直結が可能。MQA CDの再生に加え、デジタル入力でもMQAのフルデコードが行なえる。USB DAC機能も備え、DSD 22.5MHz、PCM 384kHz/32bitまでの再生が可能。USB入力端子はUSB-C。

RDOT-NEOによる、2xFs/4xFs/8xFs へのアップコンバート機能も搭載。10MHzの外部クロック入力も備える。さらに、アナログ、デジタル入出力、CDドライブ、それぞれの回路に専用のトロイダルコアトランスを用意した。

独自の電流伝送強化型出力バッファー回路「TEAC-HCLD2」も搭載。ヘッドフォンアンプには、2,000V/usの高スルーレートを持つ高出力回路を搭載する。

対応ディスク形式はCD-DA(12cm)、CD-R/CD-RW。光デジタル入力×1、同軸デジタル入力×1も装備する。10MHzクロック入力はBNC端子。出力がアナログXLRバランス、RCAアンバランス。光デジタル、同軸デジタル出力も備える。

外形寸法は、444×333.6×111.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は11.8kg。