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Anker、空間オーディオとハイレゾ対応スピーカー「Soundcore Motion X600」

Soundcore Motion X600

Ankerは、空間オーディオに対応したポータブルスピーカー「Soundcore Motion X600」発表した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,990円前後。スペースグレーが5月下旬発売予定、グリーン、ブルーは夏頃の発売となる。

左からブルー、スペースグレー、グリーン

Anker独自の空間オーディオアルゴリズムと、5つのドライバーを搭載。ウーファーとツイーターに加え、天面にフルレンジユニットを搭載する事で「多方向から降り注ぐような立体音響」を実現したという。この技術をAnkerでは「スカイチャンネル」と名付けており、スカイチャンネルを搭載したBluetoothスピーカーとしては、世界初の空間オーディオ対応ポータブルHi-Fiスピーカーになるとしている。

本体上面に各種ボタンを備える。右からふたつめのボタンで空間オーディオのオン/オフを切り替えられる
音量調節や再生/停止操作もできる

また、この空間オーディオアルゴリズムは独自のもので、どんな音源に対しても適用でき、立体音響化して再生するものとなっている。

BluetoothのSBC/LDACコーデックにも対応し、ハイレゾ音源の再生が可能。出力は、ウーファー15W×2、ツイーター5W×2、フルレンジ10W×1で、合計50W。搭載位置は本体正面にウーファー、正面サイド寄りにツイーター、天面にフルレンジ。

アプリを使い、幅広い周波数を好みに合わせて調整できる「Proイコライザー」機能も備えている。

本体上部にハンドルを備える
ハンドル裏側にはグリップを高める加工も

筐体にはメタルメッシュを採用。持ち運びに便利なハンドルを装備しており、ハンドル裏側にはグリップ感を高めるという加工も施される。外形寸法は約310×81×170mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1,930g。IPX7の防水規格にも対応する。

バッテリーでの再生時間は最大12時間。充電端子はUSB-C。AUX入力も備える。

背面にUSB-CとAUX入力を備える
側面には「LOSSLESS SOUND」「SPATIAL HARMONY」の文言も

Ankerは、昨年10月に発売した完全ワイヤレスイヤフォン「Soundcore Liberty 4」が、Soundcoreブランド史上最速で販売台数10万台を突破。「特に音質の良さで高い評価を頂いている」という。

そして、「完全ワイヤレスイヤフォンにおいて培ってきた、これらの音響技術を今後スピーカーカテゴリーにも広げてまいります」と、 Motion X600投入の意図を語っている。