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FiiOのTHX-AAA 788+採用小型ヘッドフォンアンプにレッドモデル

「K7 Red」

エミライは、FiiOの小型据え置きヘッドフォンアンプ「K7」のカラーバリエーションとして、エンクロージャーをレッドにした「K7 Red」を、6月30日に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は33,550円前後。

既発モデルのK7との相違点は、エンクロージャーのカラーのみ。製品仕様や付属品などは、K7と同じ。

AKM製DACチップ「AK4493SEQ」を左右のチャンネルにそれぞれ1基ずつ使用するデュアル構成で採用。最上位モデル「K9 Pro ESS」と同じアーキテクチャに基づいて設計されており、DAC、ローパスフィルタ、ボリュームコントロール、バッファアンプ、プリアンプ、ヘッドフォンアンプの6ブロックで構成されるフルバランス回路となっている。

ヘッドフォンアンプ回路には、FiiOとTHXが共同開発し、最上位モデルにも搭載されている「THX-AAA 788+」を左右チャンネルあたり1基ずつ、合計2基搭載し、32Ω負荷時で最大2,000mW、300Ω負荷時で最大560mWの高出力を実現した。

USBデコードチップはXMOS製「XUF208」で、最大384kHz/32bitまでのPCM、DSD 256(Native)、DSD 128(DoP)のデコード能力を備える。

デジタル入力はUSB、同軸デジタル、光デジタルが各1系統。アナログ入力はRCAラインが1系統。出力はRCAライン×1、4.4mmバランス×1、6.35mmシングルエンド×1。外形寸法は120×168×55mm、重さは約610g。