ニュース

シャープ22.2chネックスピーカー裏話。JASジャーナル最新号

ネックスピーカー「AN-SX8」

日本オーディオ協会は、オーディオ・ビジュアル関連のニュースや新技術、協会会員による投稿などを掲載した「JASジャーナル」2023年夏号(Vol.63 No.3)を公開した。今号ではベルリン・フィルハーモニー「デジタル・コンサートホール」のイマーシブオーディオに関するインタビューや、22.2ch/Atmos対応のシャープ製ネックスピーカー「AN-SX8」開発者による開発経緯や技術特長解説などが掲載されている。

ベルリン・フィル「デジタル・コンサートホール」のイマーシブオーディオでは、名古屋芸術大学音楽領域サウンドメディア・コンポジションコースの長江和哉准教授が、ベルリン・フィルの会員制配信サービス「デジタル・コンサートホール(DCH)」のプロデューサーでトーンマイスターのクリストフ・フランケ氏や、ドルビーアトモスの音声技術を担当するアンドレアス・ヴォルフ氏などにインタビューを実施。

DCHは2008年にスタート。映像は720p、HDR、4K UHDと進化しており、音声についても2021年にロスレソハイレゾ化、2022年からドルビーアトモスでの配信が始まった。記事ではデジタル・コンサートホール15年の歴史や、オーケストラの収録手法、収録事例などを2回に渡って紹介。今回はそのPart1となっている。

シャープのAQUOSネックスピーカー「AN-SX8」の記事には、シャープTVシステム事業本部新規事業統轄部開発部の大久保滋氏が開発経緯や技術の特長、立体音響チューニングの方法などについて解説している。

そのほか、6月24日~25日に東京国際フォーラムのガラス棟で開催された「OTOTEN2023」のレポート、日本オーディオ協会の個人会員へのインタビュー連載「個人会員に聞く!」の第1回などが掲載されている。

JASジャーナル2023年夏号(Vol.63 No.3)