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PS5の3Dオーディオ、Dolby Atmos出力が正式版に。新ソフトウェア配信

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PlayStation 5のシステムソフトウェアアップデートを9月13日に実施。ベータ版に含まれていたTempest 3DオーディオのDolby Atmos出力対応のほか、Chromecast with Google TV(4Kモデル)でのリモートプレイに対応する。

このアップデートにより、PS5の3Dオーディオ機能であるTempest 3Dオーディオが、サウンドバーやテレビ、ホームシアターシステムなどDolby Atmos対応のHDMI機器で楽しめるようになった。Tempest 3Dオーディオが作り出した音がDolby Atmos対応HDMI機器に出力されることで、天井スピーカーにも対応するため、「より濃密な没入感でPS5のゲームをプレイできる」という。

Dolby Atmosを有効にするには、設定内のサウンドから音声出力を選び、音声フォーマット(優先)でDolby Atmosを選択する。

なお、メディアアプリについては、将来的にPS5用アプリがアップデートされると、Dolby Atmosによる音響体験を映像コンテンツで楽しめるようになるという。アプリのアップデート提供は、各サービス配信社によるものとなる。

2個目のコントローラーでアシストする機能が追加された

そのほかベータ版ソフトウェアに含まれていた、2個目のコントローラーによるアシストなど新しいアクセシビリティ機能、最大8TBの大容量M.2 SSDへの対応なども盛り込まれている。

ベータ版に含まれていなかった新機能としては、Android TV 12搭載機器がリモートプレイ用アプリ「PS Remote Play」に対応。これにより、同OS搭載機器を使ってリモートプレイができるようになった。現時点での動作確認済み機器は上述のChromecast with Google TV(4Kモデル)のみ。

また今月中にはiOS/Android向けアプリ「PS App」のアップデートも予定されており、PS5本体と同様に絵文字を使ってのメッセージへのリアクション、パーティーに参加する前にシェアスクリーンのプレビューを見ることができる機能が追加される予定。

絵文字でメッセージにリアクションを追加できる
パーティー機能のUIも向上
シェアスクリーンのプレビューも利用できる
設定に[使い方ヒント]のセクションが新しく追加された
ゲームヘルプも改善
ライブラリー内でゲームを検索できる
ゲームハブにトーナメントタイルが追加される