Noble Audio、骨伝導ドライバ2基を高域&中高域に使った「SPARTACUS」

「SPARTACUS」

エミライは、Noble Audio製のユニバーサルIEMとして、骨伝導ドライバー2基を高域&中高域に採用したハイブリッド型の「SPARTACUS」を、9月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は297,000円前後。

骨伝導ドライバー×2基とバランスド・アーマーチュア(BA)×4基を、4ウェイ6ドライバー構成で採用。超高域用にBA1基、高域＆中高域用に骨伝導ドライバー2基、中低域用にBA1基、低域＆超低域用にBAを2基、搭載している。これらドライバーはすべてSONION製。

再生周波数帯域は20Hz～20kHz、インピーダンスは8.2Ω、感度は104.9dB at 1kHz。

音楽の中心となる高域＆中高域に骨伝導ドライバーを2基搭載したことで、「より音楽性に富んだ再生」が可能という。さらに、性質の異なるドライバーを調和させるため、クロスオーバーのチューニングを行ない、「SPARTACUS特有の低域の解像感と特徴的な空間表現」も実現した。

高域＆中高域用に骨伝導ドライバー2基搭載

また、ハウジングは3Dプリンターで出力したものを採用。膨大な耳型のデータを元に、着け心地に配慮して設計され、長時間のリスニングであっても負担が少なく快適とのこと。

「SPARTACUS」

付属する着脱式ケーブルは、芯線素材に高純度6N-OCCと、銀メッキを施した6N-OCCを使用した8本編組構造を採用したもの。耐久性と音質を高いレベルで両立したケーブルで、IEMの能力を引き出すという。また、2.5mm/3.5mm/4.4mmに対応した交換可能なオーディオプラグを採用したことで、環境に合わせた任意の再生方式をとれる。イヤフォン側コネクタは0.78mm 2Pin。

Nanuk903防水ハードケースやレザー製キャリングケース、フェルト製キャリングポーチ、ダブルフランジやフォームなど複数種類のイヤーチップが付属する。