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4K視聴もBD再生も1台で。UHD BDレコーダ一体型の4K液晶ビエラ
2023年9月26日 17:30
パナソニックは、スタンド部分に4K UHD BDレコーダーを内蔵した一体型4K液晶ビエラ「MR770」シリーズ2機種を、10月20日に発売する。サイズ展開は43型「TH-43MR770」と50型「TH-50MR770」。価格はどちらもオープンプライスで、店頭予想価格はTH-43MR770が22万円前後、TH-50MR770が27万円前後。
1台でテレビも録画もBD再生も楽しめる一体型テレビ。レコーダーとのHDMI接続などが不要のため、配線も簡単ですっきりと設置できる。リモコンひとつでテレビの操作、録画予約、再生が行なえるのも特徴。BS4K/110度CS4Kチューナー×2も搭載するため、新4K衛星放送の視聴・録画もできる。なお、スタンド一体型のため、壁掛けはできない。
画面下部に録画予約、録画番組とBD再生、ダビング機能を簡単に使える「録る・見る・残す」アイコンを表示できる。「録る」アイコンを選ぶと、大きい文字で見やすい番組表からシンプル操作で録画予約ができるなど、簡単操作にこだわって開発したという。
録画予約することなく、指定した時間帯のドラマを内蔵HDDに自動で録画する「ドラマ1クール自動録画」機能を新たに搭載。新作ドラマの初回放送の見逃しを防ぐだけでなく、あとから話題になった番組も簡単に探して視聴できる。連続ドラマはもちろん、スペシャルドラマにも対応。録画された番組は約90日間録りおきできるため、1クールの放送番組を第1話からまとめて見ることもできる。内蔵HDD容量は2TB。
時短・タイパ(タイムパフォーマンス)のニーズに応える機能として、音声付き早見再生(1.3/1.6/2.0倍速)も利用でき、見たいコンテンツを短時間で視聴できる。なお2.0倍速再生は2023年秋以降のソフトウェアアップデートで対応予定。
録画番組の中から気になるシーンを画像でサーチできる「プレビューサーチ」機能も利用できる。
リモコンは音声操作に対応しており、チャンネルや音量変更といった基本的な操作から、番組やネット動画検索時の文字入力まで、音声で操作できる。
搭載チューナーは、上述の4Kチューナーのほか、地上/BS/110度CSデジタル×3。画面解像度は、2モデルとも4K/3,840×2,160ドット。43型はIPSパネル、50型はVAパネルを採用し、バックライトはどちらもLED。実用最大出力15W+15Wのフルレンジスピーカー×2基も搭載する。
部屋の明るさやシーンに合わせてAIが自動で画質・音質を調整する「オートAI画質/オートAI音質」を搭載。特別な設定をしなくても、最適な画質・音質でコンテンツを楽しめる。
HDMI入力は2系統で、どちらもHDCP2.2に、HDMI 2のみARCに対応する。そのほかビデオ入力、光デジタル音声出力、イヤフォン出力、LAN端子、USB×2も備える。スピーカーとイヤフォンの同時音声出力もできる。
消費電力と年間消費電力量は43型が155W、142kWh/年。50型が166W、143kWh/年。外形寸法と重さは次のとおり。
- 43型「TH-43MR770」
974×301×621mm(幅×奥行き×高さ)/約15.5kg - 50型「TH-50MR770」
1,247×402×800mm(同上)/約20.5kg