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世界初、Snapdragon Sound対応ポータブルスピーカー「pavé」

Cear(シーイヤー)は、Qualcommのオーディオ技術・Snapdragon Soundに対応したポータブルスピーカー「Cear pavé」を発表。クラウドファンディングサイトGREENにて、支援プロジェクトを開始した。価格は、Super Early Birdが31,800円(20% OFF・限定200)、Early Birdが33,800円(15% OFF・限定350)、STANDARDが39,800円など。支援期間は12月31日までで、目標金額は1,000万円。

Cear pavéは、音響技術の開発から独自製品の販売を手掛けるCear社の新しいスピーカー。約9.5cmの立方体構造ながら、1台で3Dサウンドが楽しめる。さらに、SoC「Qualcomm S5 Gen 2」を内部に搭載しており、低遅延・ロスレス伝送等を特徴とするSnapdragon Soundをサポート。スピーカージャンルでのサポートはpavéが世界初だという。

どんなステレオ音源でも再生音をリアルタイム処理して、3Dサウンド化する独自技術CearFieldを搭載。入力された音声信号を解析・分解・再構成することで、最適な3Dサウンドを生成。6軸のジャイロセンサーを併用することで、環境に応じたサウンドにできるという。

3Dサウンド化は、ミニジャックからのアナログ入力、USBオーディオによるデジタル入力にも対応。50msec以下の低遅延も実現している。

見える世界のその先の音が聞こえる。いつもの音が、手のひらから3Dサラウンドに。世界初Snapdragon Sound™️サウンド対応ポータブルスピーカー|Cear pavé

Bluetooth 5.3に準拠。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。コーデックはaptX Lossless、LC3、aptX Adaptive、aptX、AAC、SBCをサポート。無線時は最大96kHz/24bit、有線時は48kHz/24bitのハイレゾ品質が楽しめる。

スピーカー構成は15W×2。ミュージック、ゲーム・シネマ、BGMなど、コンテンツに合わせて3つのモードを用意する。操作はアプリ(iOS/Android)を通じて行なう。

本体天面には、4つのマイクを搭載。指向性制御やノイズ抑圧を含む、収音のための音響信号処理技術Cear Microphoneにより、複数人のウェブ会議でもクリアな音声を表現できるという。

ワイヤレスで複数台のCear pavéを同期させるCearLINKにも対応。さらに左右を広げたり、音量を上げたりさまざまな楽しみ方も用意する。

バッテリーの持続時間は、約8.5時間。防水性能はIPX5~6想定。外形寸法は93×93×93mm(幅×奥行き×高さ)。重量は590g未満。