ニュース

ピエール中野とFitEarが音質チューンした“有線ピヤホン 4”。6380円

「HSE-A5000PN-F」

Hi-Unitは、FitEarと「凛として時雨」のドラマー・ピエール中野氏が共同で音質チューニングを行なった“有線ピヤホン 4”「HSE-A5000PN-F」を、12月中旬に発売する。価格は6,380円。予約は11月28日より順次開始する。

10mm径のダイナミック型ドライバーを搭載した有線イヤフォン。ダイナミック型ドライバーはワイドレンジで豊かな低音、プレゼンスのある中高域が得られるという長所がある一方、どうしても耳につきやすい帯域において複数のピークが生じてしまうという短所がある。

このHSE-A5000PN-Fでは、必要最小限のフィルタリングを施すことで、これらのピークを抑制し、より幅広いジャンルに対応するという。

キャリングケースやケーブルクリップが付属
ケーブルはマイク付き

再生周波数帯域は20Hz~20kHz、インピーダンスは16Ω、出力音圧レベルは96dB。有線ピヤホンシリーズで好評のキャリングケースやケーブルクリップが付属するほか、有線ピヤホン 2で高評価を得たというマイク付きリモコンケーブルを採用する。ケーブル長は120cmで、プラグは3.5mmステレオミニ。

チューニングを担当したピエール中野氏は「フラッグシップの有線ピヤホン 3に続く、相応しいモデルです。有線ピヤホン 4、ぜひ自分の耳で、感覚で、実際に聴いて、判断してみてください。ピエール中野は本気(ガチ)です」とコメント。

FitEarの須山慶太代表も「本当にたくさんの方がポータブルオーディオのパートナーとされているピヤホンで、より幅広い音楽が楽しめないか。ピエール中野さん監修の元、今回チューニングに関わることができたのは嬉しい限りです!」としている。

ピエール中野氏のコメント

イヤモニ国内アーティスト使用率No.1メーカー『FitEar』とのコラボが実現しました。思えば、ポータブルオーディオに目覚めたのは、イヤモニメーカーが一般向けに開発したイヤフォンのおかげでした。

有線ピヤホン 1は初めて作った有線イヤフォンであり、解像度と定位に特に注力し、パッと聴いてすぐに違いのわかる音を目指してチューニングしました。その結果、イヤフォン専門店で年間売上数量1位になり、その後のピヤホン開発において大きな自信を得ることとなりました。

一方で、賛否が多くあったのも事実です。「オーディオ的に本当に優れているイヤフォンなのだろうか?」、「もっとこのポテンシャルを引き出せる方法があるのではないか」と、考えていたところ、別件で打ち合わせをしていた『FitEar』代表の須山さんから提案を頂き、いくつかのサンプルパターンをテスト。結果として、誰もが驚くような音質を実現し、別格のイヤフォンに生まれ変わりました。

フラッグシップの有線ピヤホン 3に続く、相応しいモデルです。有線ピヤホン 4、ぜひ自分の耳で、感覚で、実際に聴いて、判断してみてください。ピエール中野は本気(ガチ)です。

FitEar代表 須山氏のコメント

ポータブルオーディオはその名の通り持ち運んで通勤や通学、カフェや図書館などどこでも音楽を楽しむことができるライフスタイルですが、機材購入というハードルがあることも否めません。

その一歩を踏み出すきっかけは、イヤフォンで音が変わる面白さに気づくこと。それを仕掛けたのがご存知ピエール中野さんとHi-Unitさんのタッグ。音質バランスと手に入れやすいプライスのバランスをとことん考え抜いたピヤホンは、ポータブルオーディオへの間口を大きく広げてくれました。

本当にたくさんの方がポータブルオーディオのパートナーとされているピヤホンで、より幅広い音楽が楽しめないか。
ピエール中野さん監修の元、今回チューニングに関わることができたのは嬉しい限りです!