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KEF、約13.7万円のHDMI、USB搭載ワイヤレススピーカー「LSX II LT」

「LSX II LT」ストーン・ホワイト

KEFは、ワイヤレススピーカーの新製品として、既存の「LSX II」から派生しつつ、リーズナブルな価格を実現した「LSX II LT」を25日に発売する。価格はペアで137,500円。仕上げはストーン・ホワイト、グラファイト・グレー、セージ・グリーンの3種。

発売日に先駆けて、myKEF会員に登録すると1月18日から公式オンラインストア、またはKEF Music Gallery Tokyoで購入できる。

「LSX II LT」グラファイト・グレー
「LSX II LT」セージ・グリーン

「LSX II(ペア231,000円)と同様のテクノロジーや機能をリーズナブルな価格でお楽しみいただける」という新モデル。LSX IIと同様に、USB DAC機能やHDMI ARC端子などを備え、Spotify、Apple Music、Amazon Musicなどの音楽配信サービスの再生や、Airplay 2、Chromecast、Bluetooth接続もできる。

LSX IIとLSX II LTの大きな違いは、左右スピーカー間の接続方法。LSX IIは左右間をワイヤレス接続できるが、LSX II LTは付属のUSB-Cケーブルで接続する。LSX IIは左右に電源を内蔵しているが、LSX II LTはプライマリーのみに内蔵。入力端子では、アナログ3.5mm AUXが省略される。また、筐体仕上げに違いがある。

前述したスピーカー間ケーブルによって、プライマリスピーカーからセカンダリスピーカーへ電源が供給されるため、LSX II LTに必要な電源ケーブルは1本のみとなる(LSX IIは2本必要)。

HDMI ARC、USB-C、光デジタル入力を使い、テレビやパソコン、ゲーム機などと接続して使用可能。最大384kHz/24bitまでのデータに対応する。KEFのサブウーファーを接続できる専用出力も備えている。

第11世代Uni-Qドライバーを搭載。点音源により、音を均等に分散するKEF独自の技術を活用している。独自のDSPであるMusic Integrity Engineは、Uni-Qドライバーに合わせて最適化。「クリアで正確かつ引き締まったサウンドで、完璧なパフォーマンスを可能にする」という。搭載アンプはクラスDで、LF 70W、HF 30W。

オプションとして、卓上での利用も想定し、角度をつけて机に設置できる「P1デスクパッド」や、「S1フロアスタンド」も用意。左右スピーカー間を接続するC-Linkスピーカー間ケーブルも、付属の3mケーブルよりも長い、8mのケーブルをオプションとして用意する。