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intime、片耳でLRチャンネルが聴けるイヤフォン

「intime Pro-M」

オーツェイドは、intimeブランドより、LR両チャンネルの音がひとつの筐体から再生されるシングルイヤフォン「intime Pro-M」を販売している。Amazonでの価格は10,120円。

同社とマリモレコーズが共同開発したイヤフォンで、通常は左右あるイヤフォンの筐体を片側だけにし、撮影現場での自由度を高めたという。イヤフォン片側だけでLR両チャンネルを再生できるため、「片側の耳で現場の音を確認しながら、イヤフォンからより多くの情報を収集することができる」という。

ドライバーはオーツェイドが独自開発した、圧電セラミックツイーター「VST」(Vertical Support Tweeter)の第3世代と、10mm径高性能電磁式スピーカーを同軸上に配置したハイブリッド構成。このユニットを硬質ジェラルミン製の筐体に収めている。

低域再生を電磁式スピーカーが、高音再生を圧電セラミックツイーターが担当。圧電セラミックツイーターは、従来の電磁式スピーカーに比べて、圧倒的な倍音成分を持っており、この倍音成分と音声に的を絞ったチューニングにより、「明瞭な音の再生に寄与していることは元より、人それぞれの声の聞き分けにも大きく貢献する」という。

再生周波数帯域は20Hz~45kHz、感度は108dB/mW。

付属ケーブルは左右両方の音声を片耳で聴ける特別仕様。コネクターにはPentaconn earを採用しており、断線時の交換、ケーブル長の変更などに対応できる。付属ケーブルの長さは1.3mで、プラグはL字型の3.5mmステレオミニ。ケーブル、イヤーピースを含めた重さは14.6±0.2g。オプションとして長さ40cmの交換用ケーブルも用意している。