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BenQ、Switchも大画面で楽しめる小型プロジェクタ

BenQ(ベンキュー)は、USB-CケーブルでNintendo Switchなどが大画面で楽しめる小型プロジェクタ「GP100」を発売した。直販価格は149,000円。

持ち運びを想定したポータブルハンドルを上部に備え、最大120型の投影が可能なプロジェクタ(内蔵バッテリーは非搭載)。小型ながら、1,000ANSIルーメンを実現。付属のAndroid TVドングルを使って、様々なネット動画を楽しむことができる。Netflixにも正式対応している。

水銀ランプのプロジェクターと比較すると起動が早い、LED光源を採用。また、最大30度の自動縦横台形補正やデジタルズーム、オートフォーカス機能を備えているため、コンテンツの視聴前に微調整をする手間がかからず、ストレスフリーで歪みのない映像を投写できるという。

アイプロテクション機能も搭載。プロジェクターの前に人や物が現れると、人間の目を保護するため、メッセージによる注意を促し、その後自動的に光量を60%落としてくれる。

DLP方式を採用。デバイス解像度はフルHD(1,920×1,080)だが、入力は4K信号までサポートしている。コントラスト比は10万:1で、色再現性は1,670万色、Rec.709カバー率は97%。映像モードとして、高輝度、シネマ、日中、ゲーム、HDRシネマ、HDRゲーム、HDRリビング、HLG、リビング、スポーツ、ユーザーを用意する。応答速度は26.5ms(1080/60p時)。

Android TVにより、Netflix、Amazon Prime Video、YouTube、Hulu、Disney+、DAZNなどの様々なストリーミングサービスを利用可能。またGoogleアシスタントによる音声操作、AirPlay・Chromecastによるスマホ・タブレットからのミラーリングも行なえる。

筐体には、5Wのステレオスピーカーと10Wのサブウーファーを組み合わせた2.1chシステムを内蔵しており、パワフルなサウンドを実現。Android TVドングルのBluetooth機能を利用すれば、サウンドバーなどのBluetoothスピーカーとも接続できる。

ARC対応のHDMI入力のほか、DisplayPort Altモード、Power Delivery(PD)に対応したUSB Type-Cポートを搭載。Nintendo Switchの画面を映しながらの充電や、プロジェクタからスマホ・タブレットへの給電、モバイルバッテリーからプロジェクタへの給電もサポートしている。

AC電源で、動作音は標準時28dBA、Eco時26dBA。外形寸法は169×213.5×193mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.9kg。