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TOPPINGプロ向けブランドから、コンデンサーマイクとオーディオインターフェース
2025年3月28日 11:00
MUSINは、中国・TOPPINGのプロフェッショナル向けブランド「TOPPING Professional」より、スタジオコンデンサーマイク「CL101」と、オーディオインターフェース「E2x2 OTG」の2製品を、4月4日に発売する。いずれも価格はオープンで、市場想定価格はCL101が29,700円前後、E2x2 OTGが34,650円前後。3月28日11時から予約受付を開始している。
スタジオコンデンサーマイク「CL101」
「進化した指向性パターンでノイズを断ち、レコーディングやライブストリーミングで効果的にバックグラウンドノイズからボーカルを分離する」というコンデンサーマイク。設置環境を選ばないコンパクトデザインながら、進化した単一指向性パターンにより、レコーディング時のわずかな指向性のズレも気にせずに利用できる。
そのためプロフェッショナルユースだけでなく、ライブ配信や生演奏など、さまざまなコンテンツで、一般ユーザーでも気軽に利用できるという。
収音範囲はハート形で、優れた指向性パターン・周波数特性により、原音を忠実に捉え、ボーカルをバックグラウンドノイズから効果的に分離できる。周波数特性は20Hz~20kHz。
フル金メッキ加工の34mm大型カプセルを搭載。内蔵のソフトシリコンショックマウントがカプセルの駆動を安定させることで、振動によるメカニカルノイズも最小限に抑える。最大SPLは140dBで、レコーディング中の加入力による歪みの発声を防ぐ。
カラーはブラックとホワイトの2種類、外形寸法は48×126mm(直径×長さ)、重さは405g。専用ショックマウントやポップフィルターなどが付属する。
オーディオインターフェース「E2x2 OTG」
スマートフォンやタブレッドなどに直接接続して、高品質なレコーディング・ライブ配信環境が構築できるオーディオインターフェース。OTGに対応したUSBケーブルを使うことで、スマホ、タブレッドに直接接続してロスレス音質伝送ができる。PCと接続すれば、MIX機能やDAWを使ったエフェクトなどのカスタマイズも可能。
入力はUSB 2.0 Type-C×2とファンタム電源対応のマイク入力コンボジャック×2、楽器入力コンボジャック×2、ライン入力コンボジャック×2。6.35mmのライン出力×2や3.5mmのAUX出力、6.35mmのヘッドフォン出力、光デジタル出力も備える。
配信用の端末とは別に、BGM・インスト・SEなどを再生する端末を用意して「デュアルデバイスコネクション‧ライブストリーム」を行なうことも可能。ライブ配信の自由度をさらに高められるという。
4系統12チャンネル入力ミキサーを搭載し、オーディオエフェクトを簡単に調整・制御可能。専用ソフトウェアの「TOPPING Professional Control Center」を使えば、8つのDAWチャンネルと、6つのループバックチャンネルをコントロールできる。
自社開発のウルトラリニア‧マイクプリアンプ‧モジュールを採用している。等価入力ノイズは-130.5dBuで、最大音量時でも、極めて低いバックグラウンドノイズでサウンドを収録できる。
対応サンプリングレートはUSB接続時で44.1kHz~192kHz/24bit、OTG接続時で48kHz/16~24bit、光デジタル接続時で44.1kHz~192kHz/24bit。
本体背面に電源スイッチ、前面にボリュームノブやPOWER&OTGインジケーターを備える。カラーはブラックとホワイトの2種類、外形寸法は18.7×12.9×5cm、重さは530g。電源ポートはUSB Type-C(5V/0.8A)。