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GLIDiC、ハイブリッドドライバーのハイエンド完全ワイヤレス

SB C&Sは、オーディオブランドのGLIDiCより、バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーとダイナミックドライバーを組み合わせたハイブリッド式の完全ワイヤレスイヤフォン「GLIDiC TW-9100」を、5月16日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は34,272円前後。

販売は全国のソフトバンクショップ、ワイモバイルショップ、トレテク!ソフトバンクセレクション、Yahoo!ショッピングおよび楽天市場で行なう。このうちトレテク!ソフトバンクセレクションでは8日から予約を受け付けている。

これまでGLIDiCが培ってきた音作りのノウハウを結集し「響き渡る新しい音体験を提供する」という完全ワイヤレスイヤフォンのハイエンドモデル。Knowles製BAドライバーと、ダイナミックドライバーを組み合わせたデュアルドライバー構成で、「繊細でクリアな高音域と豊かで厚みのある低音域を再現することにこだわった」という。

また、より高音域の表現範囲が広い周波数特性曲線「Knowles Curve(ノウルズ カーブ)」に沿ったチューニングも施し、これにGLIDiCが培ってきた音作りのノウハウを融合させることで、臨場感に満ちた高解像度の音を追求している。

アクティブノイズキャンセリング(ANC)のパフォーマンスを環境ごとに最適化する「アダプティブHybrid ANC」をブランドで初めて採用。周囲のノイズや耳への装着状態に応じてANCのレベルを自動調整することで、聴きたい音に集中できる。耳へのフィット感を追求したイヤーピースで音漏れを低減することで、ANCの精度を高めている。

従来のGLIDiC製品に搭載されていた通常の外音取り込み機能に加え、スピーディーにイヤフォンの音量を下げて周囲の音を取り込むという「クイック外音取り込み」も搭載している。

通話性能では、高性能MEMSマイクを3基搭載。通話用マイクのほか、騒音・風切り音対策用のフィードフォワードマイク、装着具合に応じた騒音対策用のフィードバックマイクが加わったことで、通話時の周囲のノイズをAIがより正確に判断して取り除き、相手に聞き取りやすいクリアな声を届ける。

Bluetooth 5.3準拠で、コーデックはSBCとAACをサポート。2台の端末に同時接続できるマルチポイントにも対応している。イヤフォンはIPX4の防水仕様。

連続再生時間はイヤフォン単体で約8時間、ケース併用で約29時間。10分の充電で約2時間20分使える急速充電も利用できる。

またケースは「Apple Find My」を搭載し、紛失してしまった場合でもiOSの「探す」アプリから、アラーム音を鳴らしたり、アプリ上の地図から探すことができる。イヤフォン本体は「Google Fast Pair」対応。

そのほかより重低音を楽しめる「低音重視モード」、ゲームや動画などの音ズレを低減する「低遅延モード」なども搭載している。