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パナソニック、20型/4Kタブレット「TOUGHPAD 4K」をCAD向け強化。4K出力も

TOUGHPAD 4K UT-MA6

 パナソニックは、4K/3,840×2,560ドットの20型液晶を搭載したWindowsタブレット「TOUGHPAD 4K UT-MA6」を6月下旬より法人向けに発売する。価格はオープンプライスで、想定販売価格は58万円程度。Windows 8.1 Pro搭載の「UT-MA6027HBJ」とWindows 7 Professionalの「UT-MA6027HCJ」が用意される。

 20型/3,840×2,560ドットでアスペクト比15:10のIPS αパネルを採用。画素密度は230ppiで、主に設計デザインなどの3次元CADソフトを使った業務向けに展開する。CAD向けにGPUなどグラフィックス性能の向上やメモリ、CPUの強化などを図ったことが特徴で、CPUはNVIDIA Quadro K1000Mを搭載し、モバイル環境においてもCAD設計ソフトウェアがストレス無く操作でき、CADによる設計、製図、ドキュメント作成の効率化などを図る。

 ディスプレイはsRGBの色空間をサポート。オプションの電子タッチペンによる手書きによる描画にも対応する。また、76cmの高さからの落下試験(動作時/底面方向)や、30cmの高さからの落下試験(非動作時/26方向)などを実施し、モバイル利用での耐久性に配慮した。

 CPUにCore i7-3687U vPro(2.1GHz)、メモリは16GB、SSD 256GB。IEEE 802.11a/b/g/n無線LANやBluetooth 4.0、1,280×720ドットフロントカメラと2,592×1,944ドット写真や30fps動画撮影が行なえるリアカメラも装備する。

 有線LANは1000BASE-Tに高速化。また、4K出力対応のMini DisplayPortも新たに搭載した。バッテリ駆動時間は約3時間。外形寸法は475×334×12.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.54kg。

(臼田勤哉)