ニュース

オーテク、ハイレゾ対応の車載デジタルトランスポート/USB DAC

 オーディオテクニカは、カーオーディオ用の新製品として、パソコンなどのハイレゾ音源再生にも利用できるデジタルトランスポート/USB DACの「AT-HRD5」を8月21日に発売する。価格は7万円。

AT-HRD5

 USB 2.0と光/同軸デジタル入力を備え、デジタル接続したプレーヤーやパソコンの音声を、光/同軸デジタルやアナログ音声としてカーオーディオに出力できるトランスポート/DAC。

 アシンクロナス転送対応のUSB DACとして利用でき、非同期式SRCによりUSBからのジッターを軽減。ハイレゾ音声に対応し、PCMは最高で384kHz/32bitに対応。SAVITECH製のUSBオーディオIC「BRAVO-HD SA9227」と、ESS製のハイエンドDACチップ「ES9018K2M」を採用。なお、192kHzや24bitを超えるデジタル入力信号は、アナログ出力のみ有効となる。パソコン接続時の対応OSはWindows 7/8/8.1と、Mac OS X 10.9。

 I/V変換回路には、低歪み/ローノイズのTI製オペアンプ「LME49720」を使用。WIMAやNICHICON、OS-CONの音響コンデンサーも搭載する。また、3つのデジタルフィルターから選択できるD/Aフィルター切換スイッチや、システム構成されたグランドループノイズの低減も可能なグランドリフトスイッチ、入力されたデジタル信号のサンプリングレートを4段階で表示するサンプリングインジケーターも装備する。

 外形寸法は166.5×142×28.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約730g。

入出力端子

(中林暁)