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パナソニック、4/3センサー搭載の赤い4Kカメラ「AG-DVX200」。56万円

 パナソニックは、4K/60p対応の業務用小型カムコーダ「AG-DVX200」を10月より発売する。価格は56万円。

AG-DVX200

 世界初の4/3型大判センサーを搭載したレンズ一体型4K/60pカメラレコーダ。有効画素数は1,549万画素(フルHD)/871万画素(UHD/59.94)で、大判センサーによる、被写界深度の浅い美しいボケ味のある映像が得られるほか、新VARICAMシリーズから継承されたV-Log L(12 ストップ)を搭載し、豊かなラチチュードを備えているという。

 新LSIに搭載した4Kエンジンで高速処理を行なうことで、4K(4,096×2,160)/24p、4K (UHD:3,840×2,160)/60p、FHD(1,920×1,080)/60p の高画質収録に対応。さらに、最大120fps(FHD時)のVFR (バリアブルフレームレート)収録も行なえる。

 内蔵のレンズは新開発のLEICA DICOMAR 4K 13倍ズーム(F2.8~4.5、35mm換算28mm~365.3mm)。5軸ハイブリッド手ブレ補正やインテリジェントAFなどの高速・高精度フルオート機能に加え、マニュアル機能も備え、レンズ一体型ならではの機動力を発揮するという。

 記録方式は、MP4/MOVとAVCHDで、4K/UHD記録はMP4/MOVのみ。記録メディアは、SDメモリーカードで、UHSスピードクラス3(U3)にも対応。100Mbps以上の動画撮影時にはU3カードを利用する。

 ダブルカードスロットを備え、メイン&サブの2つのフォーマットで同時記録が可能なデュアルコーデック記録に対応する。また、サイマル記録/バックグラウンド記録/リレー記録などにより、収録の信頼性を高めている。

 ボディは、クリムゾン・レッドのカラーリングと表面のスタイリッシュなカーボン調のテクスチャーを採用。ビデオ出力はBNC×1(SDI)、BNC×1(コンポジット)、HDMI×1。オーディオ入力は内蔵マイクとXLR×2、オーディオ出力はステレオミニ×2(1系統はヘッドフォン)で、スピーカーも内蔵する。

 モニターは4.3型276万画素で0.39型236万画素の有機ELビューファインダーも装備。外形寸法は、181×374×216mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.7kg。

(臼田勤哉)