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ティアック、オペアンプ強化した新ポータブルアンプ「HA-P50SE」

 ティアックは、ポータブルヘッドホンアンプの新モデル「HA-P50SE」を9月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は26,800円。

HA-P50SE

 2014年発売のポータブルヘッドホンアンプ「HA-P50」の上位モデルで、主な変更点は外装のデザインとオペアンプ変更による音質の改善。HA-P50も引き続き販売され、音質をグレードアップした“スペシャルエディション”として「HA-P50SE」を展開する。

 外装は、サイドのカラーをHA-P50のガンメタリックからシルバー調のものに変更したほか、輝きを持つ「ダイヤカット」を細部に施すなどで高級感を高めている。さらに、ボリューム位置を変更し、大型化することで操作性を改善。ボリュームにもダイヤカットを施している。

 音質面では、オペアンプを上位モデル「HA-P90SD」と同様にTIの「OPA1602」に変更し、よりワイドレンジな再生を可能にした。

 外装とオペアンプ以外の主な仕様は、HA-P50を踏襲しており、iOS用アプリ「TEAC HR Audio Player for iOS」を使って、iPhoneと連携したハイレゾ再生に対応。また、PCとUSB接続してUSB DACとしても利用可能で、ハイレゾ再生ソフトの「TEAC HR Audio Player」も提供する。

 DACはバーブラウンの「PCM5102」で、最大96kHz/24bit対応。ディスクリート構成のプッシュ・プル回路のアンプを内蔵し、出力は160mW×2ch(32Ω)。光デジタル入力やアナログ音声入力も備えている。ヘッドフォン出力はステレオミニ。High/Lowのゲイン切り替えに対応する。

 容量2,100mAhのリチウムイオンバッテリを内蔵し、バッテリ持続時間は約8時間(デジタル入力時)。外形寸法は64×112×21.7mm(幅×奥行き×高さ)。重量は210g。

(臼田勤哉)