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Eversolo、CDドライブ搭載の新ストリーマー。HDMI ARC搭載の第2世代「A6」も

CDドライブ搭載ミュージックストリーマー「Eversolo PLAY CD Edition」

ブライト―ンは、Eversoloブランドの新製品として、CDドライブ搭載「PLAY CD Edition」など、ミュージックストリーマー4機種を7月1日より発売する。

・「PLAY CD Edition」 187,000円
・「PLAY」 165,000円
・「DMP-A6 Master Edition Gen2」 253,000円
・「DMP-A6 Gen2」 209,000円

ミュージックストリーマー「DMP-A6 Master Edition Gen2」

PLAY / PLAY CD Edition

Eversolo PLAYシリーズは、パワーアンプも内蔵したオールインミュージックストリーマー。QubuzやAmazon Musicなど主要ストリーミングサービスを経由して、様々な音楽の再生が可能。HDMI ARCでテレビと接続したり、MM/MCフォノでアナログプレーヤーを接続して楽しむこともできる。価格はPLAYが16.5万円、CDドライブ付きのCD Editionが18.7万円。

PLAY (CDドライブなし)

対応する音楽ストリーミングサービスは、TIDAL、Qobuz、IDAGIO、Amazon Music、TuneIn Radio、Presto Music、KKBOX、Radio Paradise、Deezerなど。追加デバイスなしで、ハイレゾ・ロスレスオーディオの再生が可能。Roon Ready、Qobuz Connect、TIDAL Connectなどもサポートする。

CD Editionでは、Hitachi-LG製のオリジナル光学式CD-ROMアセンブリと振動抑制シャーシを統合。動作時の共振を大幅に低減しながら、安定したディスク回転を実現。独自のエラー訂正アルゴリズムにより、傷や経年劣化したメディアのエラーを減少させている。CDリッピング機能も搭載しており、CDからデバイスにトラックを素早くコピーできる。

PLAY CD Edition

本体前面には、タッチ操作に対応した5.5インチHD大型ディスプレイを搭載。音楽ライブラリの閲覧から再生モードの切り替えまで、直感的でスムーズな操作が可能。iOS、Android、iPadデバイス対応のアプリ「Eversolo Play」からもコントロールできる。

筐体は、CNC加工によるユニボディ構造と高強度アルミニウム合金を採用。構造的な剛性を高め、外部からの電磁干渉を効果的に遮断。クリアなオーディオ信号伝送を実現している。

PLAY CD Edition

底面には、大面積のヒートシンクを備えた包括的な熱設計となっており、内部の電子部品の温度を効果的に下げ、回路基板とチップの安定性を確保している。

DACチップは、AKMのプレミアム32bit DAC「AK4493SEQ」を搭載。DSD(512)、PCM(32bit/768kHz)、FLAC、APE、WAVなど、幅広い高音質オーディオフォーマットをサポートした。

PurePath Ultra HDテクノロジーと、高速ゲートドライバーのエラー訂正機能を備えた、高性能クラスDアンプを採用。高度な統合フィードバック設計により、全周波数帯域にわたって超低歪みを実現。60W(8Ω)と110W(4Ω)の出力で、様々なスピーカーを無理なく駆動できるという。

背面

入出力端子は、HDMI ARC入力、同軸デジタル入力、光デジタル入力、アナログライン入力、PHONO入力、USBオーディオ出力、同軸デジタル出力、サブウーファー出力。

外形寸法は230×230×75mm(幅×奥行き×高さ)で、重量はPLAYが2.6㎏、CD Editionが2.9㎏。

DMP-A6 Gen2

DMP-A6 Gen2

ミュージックストリーマー「DMP-A6 Gen2」は、2024年9月に発売した「DMP-A6」の後継モデル。今回発売する第2世代では、初代A6をベースに、Wi-Fi/Bluetoothの無線通信対応ほか、HDMI ARC端子の搭載、リニア電源の導入、トリガー対応などがアップデートされた。価格は20.9万円。

従来通り、前面の6型液晶・タッチスクリーンを使って、システム設定やライブラリ操作、サードパーティアプリをコントロール可能できる。

音楽配信サービスは、Qobuz、Amazon Music、Deezerのほか、日本未サービスのTidalなどをサポート。サードパーティ製アプリのApple musicなども対応。Roon Ready、TIDAL Connect、DLNA、Airplayも利用できる。

第2世代では、Bleutooth 5.0モジュールを内蔵。Qualcomm製チップ「QCC5125」を搭載し、低遅延で高品質な伝送を実現。SBC/AACコーデックに対応し、スマホからの音楽伝送もサポートした。

DSDネイティブおよび最大5.1チャンネル出力のHDMI出力に加え、新たにHDMI ARC端子を追加。テレビの音声をHDMIケーブルで直接伝送できるようになった。

超低ノイズ・オーディオリニア電源も搭載。新たにアップグレードされたリニア電源により、40uV未満のノイズレベルで動作。オーディオ回路にクリーンで安定した電源を提供できるようになっている。

背面

入出力端子は、HDMI ARC入力、同軸デジタル入力、光デジタル入力、USBオーディオ入力(USB-B)、USBオーディオ出力、同軸デジタル出力、光デジタル出力、アナログ出力(ARC/XLR)、LAN、12Vトリガー。

外形寸法は230×187×90mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4㎏。

DMP-A6 Master Edition Gen2

DMP-A6 Master Edition Gen2(シルバー)

DMP-A6 Master Edition Gen2は、上述した「DMP-A6 Gen2」の特別限定モデル。筐体カラーは、BlackとSilverを揃える。価格は25.3万円。

ノーマルモデル(DMP-A6 Gen2)との違いは、以下の3つ。このほかの基本機能はノーマルモデルと変わらない。

  • 前面のプレート及びボリュームノブの縁のカラーバリエーション
    DMP-A6 Master Edition Gen2:ゴールド
    DMP-A6 Gen2:シルバー
  • クロック
    DMP-A6 Master Edition Gen2:フェムトクロック
    DMP-A6 Gen2:クリスタルクロック
  • オペアンプ
    DMP-A6 Master Edition Gen2:OPA1612
    DMP-A6 Gen2:OPA1642
背面