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GoPro、次世代360度カメラ「MAX2」、ライト内蔵小型カメラ「LIT HERO」発表

MAX2

GoProは23日、3つの新製品を発表した。次世代GoPro 360度カメラ「MAX2」は、直販サイトで79,800円から。ライトを内蔵し、いつでもどんな場面でも撮影できるという小型ライフスタイルカメラ「LIT HERO」は同46,800円から販売する。

LIT HERO

さらに海外では、GoProカメラやスマホ、コンパクトカメラを取り付けられるAI被写体追跡ジンバル「Fluid Pro AI」も発表されている。

Fluid Pro AI

MAX2

MAX2

MAX2は、プロ品質の映像とアクションを捉えるために設計したという360度カメラ。パワフルで耐久性があり、使いやすさも追求した。

2つの高性能イメージセンサーと高度なスティッチ機能を組み合わせ、2,900万画素の解像度を実現。360度映像を真の8Kクオリティで楽しめるという。

競合製品よりも最大21%高解像度で、優れたディテールと鮮明さを実現。優れた色彩と全体的な画質と相まって、「業界で最もプロフェッショナルな360度コンテンツを実現する」とのこと。

True 8Kで、フルレンジ10bitカラー、GP-Logエンコーディングにより、10億色以上を録画。よりリアルで滑らかなグラデーションの動画が撮影可能。GP-Logを使用することで、MAX2のダイナミックレンジ、ディテール、そしてポストプロダクションの柔軟性を高められる。

筐体の両面にカメラを備え、光学ガラス製の交換式レンズを採用。耐久性が高く、撥水性に優れた光学ガラスで作られており、もしレンズが破損してもカメラごと取り替える必要はなく、レンズ部分を交換できる。

2,900万画素の360度写真も撮影可能。GoPro Quikアプリを使い、トリミング、ズーム、再フレームも可能。

6つのマイクを備え、360度オーディオの集音も可能。ワイヤレスBluetooth機能「Audio Field-of-View」を備えるほか、高度な風切音低減機能を搭載する。

AI搭載ソフトウェアで、360度動画の編集も手軽にできる。AIオブジェクトトラッキングから、スマートフォンをパンするだけで360度コンテンツをMotionFrameで編集できる機能も用意する。

新機能のカメラ内POVモードとセルフィービデオモードを使うと、アクティビティ中に、自分の視点で撮影したり、完璧な構図のセルフィーショットを素早く簡単に撮影できる。

手ぶれ補正は「Max HyperSmooth」で、激しいアクションでさえ驚くほどスムーズな映像を撮影できるという。360度水平ロック機能を使うと、回転や宙返りをしても、映像を水平に保てる。

35種類以上のマウントとアクセサリーに対応。筐体は薄型で空気力学に基づいたデザインを採用。ポール、ヘルメット、ボディ、車両への取り付けに最適という。防水仕様で、GPSも内蔵する。

LIT HERO

LIT HERO

ライトを内蔵したコンパクトなライフスタイルカメラ。ライトにより、レトロな雰囲気で、いつでもどこでも楽しく没入感のある動画や写真を撮影できる。ライトは3段階の明るさ調節が可能。

最大60fpsの4K動画撮影や、2倍スローモーション撮影が可能。マグネット式マウントを備え、重量は93g。オプションで4:3アスペクト比を選択できるため、より没入感のある視野角を実現。9:16のクロップドビューでSNSに投稿できる。

SNS向けに、1,200万画素(アスペクト比4:3)の静止画撮影もでき、幅広くクリエイティブな切り抜きオプションが利用可能。

筐体は堅牢な設計で、水深5mまでの防水性も実現。内蔵のEnduroバッテリーが低温環境下でも優れたパフォーマンスを発揮。長時間撮影も可能で、1回の充電で最高のビデオ設定で100分以上連続撮影できる。