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ソニー、レクサス車内でグランツーリスモを楽しめる「VR Cockpit」コンセプト

ソニーグループは、10月29日に開幕した「Japan Mobility Show 2025(JMS)」にて、実際のクルマに乗車したまま、PlayStation 5/PlayStation 4用ソフト「グランツーリスモ7」を楽しめる「VR Cockpit」のプロトタイプを初公開した。

プロトタイプは、10年後の未来を体験できるJMS内のツアープログラム「Tokyo Future Tour 2035」にて、レクサスが出展する「LEXUS RealxVirtual Driving Concept powered by VR Cockpit」に搭載されている。

クルマは、そのライフスパンのうち90%以上が駐停車状態にあると言われているといい、VR Cockpitは「駐車中のモビリティを感動空間へ」をコンセプトに、車内をゲーム体験をはじめとするエンタテインメント空間として活用することで、クルマに新たな価値をもたらすというサービス&ソリューション。

今回の展示では、VR Cockpitによって実際のクルマとグランツーリスモ7を同期。ドライバーの運転操作に基づいた再現性の高いドライビングシミュレーションを実現し、「今までにないゲームへの没入感を体験いただける」とのこと。

同社は「未来を担う子どもたちを含めたすべてのユーザーに『クルマはもっと楽しくなる』ことを伝えたい、という想いのもと、本プロトタイプを制作しました。『あの日、クルマの使い方が変わった』と、未来に記憶されるような未来のクルマの新たな“感動”を提案します」としている。