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KEF、12世代Uni-Qドライバ搭載カスタムインストール向けスピーカー

「Ci5120QLM-THX」と「 Ci3120QLM-THX」の設置イメージ

KEFは、カスタムインストール向けのスピーカー新製品として、「Ci5120QLM-THX」と「Ci3120QLM-THX」を13日に発売した。どちらも、KEFのプレミアムシリーズに採用されている先進技術を搭載している。価格はCi5120QLM-THXが242,000円、Ci3120QLM-THXが198,000円。

Ci5120QLM-THX
Ci3120QLM-THX

2モデルは、「クラス最高峰の音質を保証し、コンパクトなサイズにより、専用ホームシアターからリビングルームまで、あらゆる空間に最適」という。

特徴として、第12世代に進化した、MAT搭載のUni-Q ドライバーを搭載。点音源として機能し、より均一に音を分散させることで、部屋のどこにいてもすべての人が自然でディテールのあるサウンドを体験できるという。

搭載しているメタマテリアル吸収技術のMATは、複雑な迷路のような構造を持ち、ツイーターの裏側に配置。放出される不要な音の99%を吸収し、より鮮明でピュアなサウンドになるとのこと。

両モデルに、特別設計の120mmバスドライバーを搭載。ロングスロー性能と低い歪み率を実現し、コンパクトなサイズでながら、深みのあるクリアな低音再生を可能にした。

Ci5120QLM-THXには4基のバスドライバー、Ci3120QLM-THXには2基のバスドライバーを組み込んでいる。

KEFのフレキシブル・デカップリング・シャーシも採用。不要なドライバーバスケットの振動を低減し、中高音域モーターシステムからの振動が性能に影響を与えないようにしている。

再設計したツイーターギャップダンパーにより、共振を効果的に抑制。クリアさとディテールを大幅に向上させている。

Ci5120QLM-THXは、THX Ultra認定を取得し、「大きな空間に適している」という。Ci3120QLM-THXはTHX Select認定を取得。中規模の空間にマッチしている。

どちらも、超薄型ベゼル(UTB)を採用し、スピーカー周囲の縁を最も薄くし、外観も洗練され、目立たないようになっている。