OmniVision、1080p/60fps動画記録対応の裏面照射CMOS

-1/2.33型1,460万画素。デジカメ/ビデオカメラ用


OV14810

1月4日発表(現地時間)


 米OmniVisionは4日(現地時間)、1080p/60fpsの動画記録に対応した裏面照射型の1,460万画素CMOSセンサー「OV14810」を開発したと発表した。デジタルカメラやデジタルビデオカメラでの使用を想定している。

 1/2.33型の1,460万画素CMOSセンサー。画素ピッチは1.4μmで、OmniBSI技術を採用。業界最小サイズで最適な性能と感度を達成したという。解像度は最大4,416×3,312ドット。

 最高1080pの動画記録にも対応。フレームレートは15fps、またビニング(画素加算)処理により60fpsでの記録にも対応する。フルHDビデオモード時では、電子手ブレ補正機能もサポート。

 同社では、新CMOSのサンプル出荷を既に開始しており、量産は2010年第2四半期より行なうとしている。パッケージは116ピンのCSP3。


(2010年 1月 6日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]