ティアック、beyerdynamic製の小型モニターヘッドフォン

-テスラテクノロジー搭載の高能率モデル。37,800円


DT 1350

 ティアックは、独beyerdynamic製のプロフェッショナルモニターヘッドフォン「DT 1350」を4月上旬に発売する。価格は37,800円。

 レコーディングスタジオなどのプロ用途に最適とする、密閉型のモニターヘッドフォン。コンシューマ向けのハイエンドモデル「T 1」や「T 5 p」にも採用されている、1テスラ(=10,000ガウス)を超える強力な磁束密度のテスラテクノロジーを搭載。高いドライブ能力により、大音量時でも低歪み/高解像度で音の分離に優れた再生が行なえるという。また、最大129dB SPLの高能率を実現した。


ヘッドバンドは分割可動構造を採用し、安定した装着が可能

 ハウジング部は90度回転させることができ、DJやボーカルレコーディングの片耳モニターも可能。ヘッドバンドは分割可動構造を採用しており、演奏中のモニタリングでも落ちにくく、長時間でも快適に装着できるという。遮音性能は約23dB、ヘッドバンド側圧は約5.5N。

 再生周波数帯域は5Hz~30kHz、インピーダンスは80Ω。歪み率は0.2%以下(1mW/500Hz)。入力はステレオミニプラグで、標準プラグアダプタも同梱。ケーブルは片出し/ストレートで、長さは1.5m。ケーブルを除く重量は約174g。キャリングケースが付属する。



(2011年 3月 30日)

[AV Watch編集部 中林暁]