パナソニック、新VIERA/DIGAで「スマートAVライフ」訴求
-滝川クリステル&鈴木大地登場。オリンピックでも活用
新「スマートVIERA」&「スマートDIGA」と、滝川クリステルさん |
パナソニックは、3月9日から発売となる薄型テレビ「スマートVIERA」、および2月20日から発売されているBDレコーダ「スマートDIGA」による「パナソニック スマートAVライフキャンペーン」を開始。
キャラクターである滝川クリステルさんが登場する新たなCMを公開したほか、2月28日から、東京・六本木の六本木ヒルズにおいて、「スマートヒルズ」と名付けた告知キャンペーンも開始。3月3日からは、ヒルズカフェで、タッチ&トライキャンペーンも開催。それぞれ3月18日まで実施する。
六本木ヒルズで展開される「スマートヒルズ」 |
今回のキャンペーンでは、家中どこでも、見たい時にいつでもコンテンツを視聴でき、時間や場所に縛られない新しいAVライフを「スマートAVライフ」と定義。スマートVIERA、およびスマートDIGAを中核にした提案を行なう。
また、7月27日に開幕するロンドンオリンピックの開催にあわせて、映像音響カテゴリーの唯一の公式オリンピックパートナーである強みを生かした訴求も行なっていくという。
まさに六本木ヒルズ全体をVIERA、およびDIGAによる告知で占拠させたものになる |
■プレイスシフト/タイムシフトを訴求
パナソニックAVCマーケティングジャパン本部・吉清和芳本部長 |
パナソニックAVCマーケティングジャパン本部・吉清和芳本部長は、「2月28日から、『スマートAVライフ、はじまる』というキャンペーンを開始する。これまでのテレビ、レコーダーという単品の訴求から舵を切り、商品群による訴求を行ない、様々な機器やインターネットに接続することで豊かで快適な生活を提案する。また、オリンピックの公式パートナーである強みを生かし、オリンピックをスマートに楽しんでいただける提案を、プロモーションを通じて広めていきたい」と語る。
さらに、「スマートAVライフのキーワードは、“家中どこでも”という『プレイスシフト』、見たいときにいつでも様々なコンテンツを楽しむことができる『タイムシフト』。これによって、時間や場所に縛られない新たなAVライフを提案していく」とした。
オリンピック番組を見たい場合に、リビングのテレビを子供が占領していても、お部屋ジャンプリンクを活用して、寝室に設置したテレビやお風呂用のテレビにコンテンツを送信。寝転がったり、お風呂に入ったりしながら、オリンピック映像を見ることができる提案を行なっていくという。
DIGAとVIERAを連携させ、placeシフト、タイムシフトを実現する | スマートAVライフとして訴求される、具体的な利用シーン | リビングが占拠されていても、オリンピックを台所やお風呂、寝室で楽しめる事を訴求 |
また、クラウド型インターネットサービスである「VIERA Connect」の機能を活用することで、オリンピックに関する情報などをリビングから入手できる事も訴求。さらに、4月からサービスが開始されるVODサービス「もっとTV」に、スマートVIERA、およびスマートDIGAのみが、現時点で対応している事を訴え、見逃したオリンピック番組の視聴が容易に可能になることを示した。なお、VIERA Connectには、現在、43種類のアプリケーションがあるという。
また、4月中旬にはオリンピックスペシャルサイトを公開。オリジナルアプリケーションやオリンピック選手応援企画などを用意する計画であるほか、2月28日からは、Panasonic AVC商品特設Facebookも開設。VIERA、DIGA、LUMIXなどの商品情報を双方向型で発信していくという。
■発表会に滝川クリステル/鈴木大地登場
ロンドンオリンピックの開催150日前となった2月28日に、六本木ヒルズで行なわれた発表会には、滝川クリステルさんと、ソウルオリンピックの100m背泳ぎ金メダリストの鈴木大地さんが登場。「スポーツ選手とスマートAVライフ」に関するトークセッションが行なわれた。
吉清本部長と滝川クリステルさん | 鈴木大地さんと滝川クリステルさんのトークセッションも行なわれた |
滝川クリステルさん |
会見では、まず新たなテレビCMを公開。アップテンポな曲とともに新製品を紹介する「登場編」、滝川さんがVIERAやDIGAと会話をし、自然な様子を映し出した「スマートAVライフもっとTV編」、および「スマートAVライフお部屋ジャンプリンク編」の3種類を紹介。「生活者の視点からスマートAVライフを体感してもらう、自然な形で撮影したもの。今までにない新鮮で、スマートなCMに仕上がった」(吉清本部長)という。
滝川クリステルさんは、新CM撮影時の逸話を披露。「現場ではまったく進行を聞かされないままに撮影しました。これまでのパナソニックのCM撮影にはないものでした。見逃した映像がまた見られるというのは、撮影時に知ったもので、表情や声は、そのまま驚いたものだった」という。
大画面のテレビを前に、Skypeで家族と会話するシーンではフランス語を披露。レシピを見ながら料理しているシーンも初めて披露したとのこと。
新しいCMからのカット。3D表示や料理のレシピ参照など、様々な活用例が紹介される |
こちらも新CMの一場面 | ロンドンオリンピックを快適に楽しめる事も訴求する |
鈴木大地さん |
滝川さんは、「ネットと融合するひとつのメディアとして、新たな形を作り出した、次世代のテレビが誕生したという感じがする。私は、お部屋ジャンプリンクを使って、寝付けないときに録画したものを寝室で見るといった形で手軽に使っています。VIERA Connectも、リモコンでサクサクと動き、様々なコンテンツが利用できる点も便利。楽しみにしているオリンピックを、パナソニックの新たなテレビで視聴することで、家族でも、個人でももっと楽しめる」とコメント。
鈴木大地さんは、「ロンドンオリンピックでは、水泳でもメダル獲得の有望選手が多いので期待している」としたほか、「スポーツは動画で資料を集めておくのが効果的。選手の情報を録りためておいて、見たいときに見られるのは便利。また、VIERA Connectを通じて、幅広い情報が入手できる。こうした機能を使って、よりエキサイティングにオリンピック中継を見ていただき、選手やコーチ、関係者は研究に役立てられるだろう」などとした。
「スマートヒルズ」の様子 | 3月3日からは、ヒルズカフェで、タッチ&トライキャンペーンも開催される |
(2012年 2月 28日)
[Reported by 大河原 克行]