ジャングル、Apple Losslessにも対応したBD再生ソフト

パッケージ

　ジャングルは、ArcSoftのBlu-ray 3D対応プレーヤーソフト最新版「ArcSoft BD&DVD Theatre 2」を5月17日より発売する。価格は、パッケージ版が7,800円、ダウンロード版が3,980円。対応OSはWindows XP/Vista/7で、64bit版にも対応する。

　Blu-ray 3DやBDビデオ、DVD、AVCHDなどの光ディスクや、PC内の動画ファイルを再生可能なソフト。SD画質からHD画質へのアップコンバート機能「ArcSoft SimHD」技術や、2D→3D変換の「ArcSoft Sim3D」も搭載する。GPGPUによる処理支援にも対応。NVIDIA CUDA/AMD ATI Streamをサポートし、快適な動画再生が行なえるという。

　独自UIのマジックビューを搭載し、コンテンツファイルをサムネイル化して一覧表示可能。素早く探して再生できるという。そのほか、ノートPCでDVDを観る際などに、バッテリの持ち時間を向上させるという「バッテリー節約」機能も利用できる。

再生画面

　YouTubeや、UPnPサーバー上の動画をLAN経由でストリーミング再生することも可能。動画をサムネイル表示するマジックビューにより、観たい動画を一覧から探すことができる。

　音声出力モードは、「ヘッドフォン」、「2チャンネルステレオ」、「5.1チャンネル」、「7.1チャンネル」、「S/PDIF」(光出力）を用意。また、大きな音を小さく、小さな音を大きくする「ダイナミックレンジコンプレッション」機能によって、映画にある爆発音などの大音量を軽減することもできる。

ArcSoft BD&DVD Theatre 2 Plus

　再生対応ファイルは、動画がMPEG-1/2/4やMPEG-4 AVC/H.264、WMV HD、MKV、FLVなど。音楽は、MP3やAAC、OGG、WAV、WMA、APEなどに加え、新たにApple Lossless Audio Codec(ALAC)にも対応した。静止画はJPEG/BMP/PNG/GIF/TIFFなどが再生できる。

　同製品に、インターネット上の動画をダウンロードできるソフト「ダウンロード・スパイダー8」を加えたセット「ArcSoft BD&DVD Theatre 2 Plus」も同じく5月17日に発売する。価格は、パッケージ版が9,800円、ダウンロード版が6,980円。再生機能は上記の通常版と同じ。