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ドローンの商用飛行は25kg以下、高度150m以下。米連邦航空局が規制案

 米連邦航空局(FAA)は15日(現地時間)、商業目的の小型無人飛行機(UAS:unmanned aircraft sysytems、ドローンとも呼ばれる)の規制案を公表した。規制案では、25kgまでというドローンの重量制限のほか、飛行高度や、操縦者の資格などについて規定しており、FAAでは、今後パブリックコメントや意見募集などの結果を反映し、最終的な規制案をまとめる方針。

 現在米国では、ドローンの商用利用は原則禁止となっている。商用利用を前提とした新たなルールづくりに着手。規制案においては、ドローンの重量は25kg以下で、速度は100mph(87ノット)、高度は地上約500フィート(152m)となり、飛行区域の制限なども盛り込まれている。また、飛行可能な時間も「日中のみ」(現地時間の日の出/日の入り中の間)とされいるほか、飛行範囲も操縦者の視界の範囲内と定めている。

 また、操縦者についても、17歳以上でFAAによる免許の取得が求められるなどの案を提案している。

(臼田勤哉)