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バッファローのハイレゾNAS「DELA」、USB DAC直接接続時にギャップレス再生が可能に

 バッファローは30日、ハイレゾオーディオ向けNAS「DELA HA-N1シリーズ」用のファームウェアVer.2.10を公開。NASながら、USB DACを直接接続して音楽の再生が可能だが、その機能において新たにギャップレス再生に対応した。

N1Z(HA-N1ZS10)

  対象機種はDELA HA-N1シリーズの「N1Z(HA-N1ZS10)」(1TB/直販税込:734,400円)と「N1A(HA-N1AH40)」(4TB/同216,000円)、「N1A(HA-N1AH20)」(2TB/同172,800円)。

 ギャップレス再生ができるフォーマットは、PCMのロスレスファイル(WAV/FLAC/AIFF/ALAC:Apple Lossless)のみで、それ以外は対応していない。同フォーマット・同サンプリングレート・同ビットレートのファイルを連続再生する場合のみ、曲間ギャップが生じないようにに再生できる。

 他にも、「モード1」の時のアプリ上の表示を改善。電源切り忘れ防止機能が「off」以外に設定されている場合でも、PLAYERポートに接続された機器が使用されている時は電源が切れないようにになる。

 ダウンローダー機能の設定手順も改善。起動時における、EXPANTIONポートに接続されたドライブの認識も改善される。タイムゾーンの設定でアメリカの都市の時刻を追加された。

Apple Losslessの不具合修正を行なうβ版ファームも

 同じく、HA-N1シリーズ向けのβ版ファームウェア「2.11β」も公開されている。テストリリースという位置づけとなる。

 TwonkyMedia Serverがバージョンアップされ、Apple Losslessファイルのサンプリングレート表示を改善。一部Apple Losslessファイルとの互換性も改善される。

 また、ナビゲーションツリーのIndex表示を改善。「Album Index/Artist Index/Track Title Index」が対象となる。

 なお、ファームはβ版であるため、USBメモリを使ったアップデートのみが可能。ネットワーク経由でのアップデートはできない。

(山崎健太郎)