ニュース

AET、アルミ合金と炭素鋼使用のオーディオ用スパイク。インシュレータ新色も

 エーイーティー(AET)は、炭素鋼「S45C」と高剛性アルミ合金を使用したオーディオ機器用のスパイク「SH-3009S」と、ベース(スパイク受け)の「SH-3009B」を、8月20日に発売する。価格は、両モデルとも3個組が9,000円、4個組が12,000円。

SH-3009S(ブラック)

 また、'14年に発売したインシュレータ「SH-2007A」の限定カラーモデル3色も同じく8月20日に発売する。価格は、4個組で3,000円。

スパイク「SH-3009S」、ベース「SH-3009B」

SH-3009S(ゴールド)

 高剛性のアルミ合金を主体として工業用炭素鋼を組み合わせることで強度を向上したオーディオ用のスパイクとベース。スパイク部は従来モデルに比べ高さを1/3程度に抑えて低重心化した。両製品とも直径は30mmで、高さは9mm。いずれもカラーはブラック(BK)、ゴールド(G)の2色を用意する。

 ボディに採用されているアルミ合金は国内素材メーカーの特注品。「アルミニウムと同等の重量ながら鋼と同等の強度、極めて素早い振動伝搬性、ハウリングも少ない」としている。

 大きなストレスの掛かるスパイクとベースの接点部には、炭素鋼「S45C」素材を丸棒から切削し、特殊な焼き入れ処理を行なって使用。さらに、HV700硬質処理を施し、従来の表面処理よりも硬度を高めたという。また、従来よりも進化したという独自の「無理数応用設計」も採用している。

SH-3009B(ブラック)
SH-3009B(ゴールド)

SH-2007Aの新色

 オーディオ用インシュレータ「SH-2007A」の新色として、ブラック(BK)、ゴールド(G)、ブルー(BL)の3色を追加。既存のシルバーと合わせて4色となる。強度がマグネシウムの約200%というA2000系合金(非マグネシウム系)を使用。独自の無理数応用設計も採用している。リバーシブル構造となっており、上下を入れ替えるとサウンドの傾向が変わるという。外形寸法は20×7mm(直径×高さ)。

SH-2007Aのブラック、ゴールド、ブルー

(中林暁)