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「Netflix推奨テレビ」プログラム開始。'16年基準にソニー、LGが対応も国内未発売
（2016/3/24 09:30）
Netflixは21日、2016年の「Netflix推奨テレビ」を発表した。現時点では、LGのwebOS 3.0搭載4Kテレビ6シリーズと、ソニーのAndroid TV搭載4Kテレビ3シリーズが推奨されているが、いずれも日本では発売されていない。
「Netflix推奨テレビ」(Netflix Recommended TV)は、使い勝手がよく、必要な機能にアクセスでき、性能の良いスマートテレビを認定するNetflixの認証プログラム。2015年に米国でスタートしたが、2016年用にパフォーマンス速度のしきい値を高めた新基準を規定。また、'16年から同プログラムを世界中で展開することとした。
高品質のNetflix視聴体験を保証するため、世界のテレビ製造メーカーと協力して、高度な基準を設定、高性能やアプリへのアクセス性能、新機能などを提供するという。
'16年基準では、テレビのインスタント起動や、Netflixを見てテレビを消した後、次に起動するとNetflixが起動するレジューム機能、Netflix最新バージョンなど、7つの審査項目を用意。このうち5つを満たしたものが、'16年のNetflix推奨テレビとなる。
具体的な審査項目は以下のとおり。
- テレビインスタント起動
テレビが瞬時に起動し、すぐにアプリへアクセスできる。 - テレビレジューム
テレビの電源を切る直前の状態を記憶させておき、次に電源を入れた時電源を切る直前の状態から作業を再開できる - Netflix最新バージョン
- 迅速なアプリ起動
テレビの電源を入れてすぐにNetflixを開始できる。 - 迅速なアプリレジューム機能
他のアプリやチャンネルからNetflixへ移動した時、瞬時に動画を再生できる - Netflixボタン
テレビの電源を入れてから、1回のボタン操作でNetflixを開始できる - Netflixアイコンアクセスの利便性
テレビ操作画面で、Netflixアイコンが見つけやすくかつ簡単にアクセスできる
'15年発売のテレビで、'16年基準を満たすものは１つもない。また、今回第1弾として対応が発表された、LGのUH6300/UH6500/UH7500/UH8500/UH9500/G6シリーズや、ソニーのX85D/X93D/X94Dシリーズは日本では発売されていない。今後年内に発売されるモデルについては、Netflix推奨テレビのページで案内していくという。