レビュー

DALI新世代スピーカー「OBERON」を推せる理由。音楽&映画に使い倒した

9月末に登場した、デンマーク・DALIのスピーカー新シリーズ「OBERON(オベロン)」。価格の手頃なエントリー機ながら音質の評価が高く、同社のロングセラーとなった「ZENSOR(センソール)」を受け継ぐシリーズとあって注目が高まっている。発売されて間もないOBERONを使い倒して、クラスを超えた魅力に迫っていきたい。

OBERON1

根強い人気のDALI。その魅力と新機種OBERONの進化

DALI(Danish Audiophile Loudspeaker Industries)は、デンマークに本社を構えるスピーカーメーカー。創業以来、スピーカー製造のみに注力し、様々なモデルを世に送り出してきた。最近は、アクティブスピーカーやBluetooth対応機なども発表している。ブランドの特徴としては、エントリーからハイエンドまで豊富なラインナップと部屋に調和するデザイン、美しい音色などが挙げられる。

デンマークのノーアエにあるDALI本社

さらに、独り暮らしの若者でも手にとれるリーズナブルな価格帯から製品を用意し、魅力的なモデルをラインナップ。ディーアンドエムホールディングスがインポートブランドとして日本に届けている。オーディオ専門店のみならず、郊外の家電量販店でも陳列され、スピーカーに馴染みの無い方も見かけたことはあるかも知れない。なお、DALIブランドの詳細については、以前掲載されたエリアセールスマネージャー・MICHAEL NIELSEN氏へのインタビュー記事でも触れられている。

筆者がDALIと出会ったのは、ロングセラーとなったRoyal MenuetIIと同系統のトールボーイ、Royal Towerだった。今から10年以上前、社会人になってまだ数年目の私にとって、初めて触れた高級オーディオの入り口であり、その美しい中域と甘い音色、サイズを超えた重心の深い低域に惚れ込んだ。

現在は、同じくDALIのMENTOR2をメインで使用している。出会いからこれまでDALIにはずっと注目していたが、一際存在感を放っていたモデルはZENSORだった。DALIの持ち味である“甘い中域”(アコースティック楽器などの色気や艶を引き出す美音)を備えつつ、音楽のジャンルを選ばないバランス感覚にまとまっているのが見事だった。ZENSORはオーディオ入門者には間違いなくお勧めであり、大ヒットしたのも頷ける。他にもミドルハイエンドくらいまでの価格帯でライナップが複数展開されており、生活空間を壊さないスマートで気取りすぎない風貌がDALIらしさとして貫かれてきたと思う。

新モデルOBERONは、そのZENSORから進化したモデル。新たなテクノロジーを多数取り入れたため「ZENSOR2」ではなく、まったく新しいOBERONという名前になったという。余談だが、「~ON」で締めるここ最近の同社の通例にもこだわったそうだ。ラインナップは、ウーファー口径の違いでブックシェルフとトールボーイがそれぞれ2種類。他にもセンタースピーカー用のOBERON/VOKAL、壁掛け用のOBERON/ONWALLがある。

OBERONシリーズ

【OBERONのラインナップと価格】
ブックシェルフ型「OBERON1」57,000円(2本1組)
ブックシェルフ型「OBERON3」80,000円(2本1組)
フロア型「OBERON5」115,000(2本1組)
フロア型「OBERON7」78,000円(1本/ペア販売)
センター「OBERON/VOKAL」54,000円(1本)
オンウォール「OBERON/ONWALL」80,000円(2本1組)

音質面の進化は大きく3つある。まずはドライバーユニットを他社製ではなく自社製造へと変更したこと。そして、EPICONで初めて搭載されたSMCマグネットを採用したウーファードライバーをこのクラスで初めて装備した。さらに、ソフトドームツイーターは口径を大型化して新設計している。

その中身を細かく見ていこう。DALIは、かつては基本的に他社製造のドライバーユニットを使っていたが、2013年に発売したフラグシップモデルEPICONにおいて初のユニット内作を実現。以降、高級機を中心に採用してきた。ついにエントリークラスにも内作ユニットが登場ということで、そのこだわりに期待が高まる。

まずはウーファーユニット。エントリークラスでは初めてSMCマグネットシステムを採用した。SMCとはソフト・マグネティック・コンパウンドの略で、砂鉄の一粒一粒に化学的なコーティングを施し、絶縁性を高めながらも優れた透磁率を持ち、エネルギーの損失となる発熱性を低く抑えることができるという素材だ。SMCはデンマークのSintexが開発したハイテク素材であり、耐久性が求められるディーゼルエンジンの部品に採用されてきた。

DALIはスピーカーのボイスコイルによって駆動されるポールピース部分、つまり磁気回路にSMCを使用したことで特許を持っている。SMCは高価な素材であり、OBERONはボイスコイルのすぐ横、ボールピースのトップ部分にのみ使用している。これにより、磁気変調と渦電流を大幅に低減することができるという。結果、3次高調波歪みが劇的に改善。周波数特性のリニアリティが向上した。

OBERON3のウーファー部
SMCマグネット搭載で、3次高調波歪みを改善

その他にもDALIのトレードマークとなったウッドファイバーコーンも最適化して搭載。木の繊維(ウッドファイバー)は従来モデルよりも大きくなり、肉眼でもよく見える。固体によって風合いが異なるので同じものはひとつとしてない。均等な振動特性をもち、正確かつナチュラルで有機的なサウンドを実現するとしている。OBERON3やOBERON7には通常の6.5インチウーファーよりも大きい7インチウーファーを搭載しているため、音楽のダイナミクスを楽に再生できるという。

ツイーターは、大口径29mmソフトドームツイーターを採用。素材は超軽量のシルクファブリックをベースとした。口径を大きくするメリットは、より低い周波数帯域までカバーすることでウーファー(ミッドレンジ/ウーファー)への音の繋がりが良くなり、自然でバランスの取れた均質な中音域が再生できることにある。DALIの上位モデルではすっかりお馴染みとなった技術だ。

OBERON1のツイーター部

デザイン面では、よりエントリーモデルに相応しいリニューアルが成されている。パッと目を引くのは、フロントグリル。こちらは四隅をラウンドさせた、現代風のデザイン。トールボーイタイプのOBERON5とOBERON7は、エレガントでスマートな形状の新型アルミニウムベースを採用した。カラーは、ダークウォルナット(DW)、ブラックアッシュ(BA)、ライトオーク(LO)、ホワイト(WH)の計4種類。スピーカーらしくシックに決めたい人から、ポップにインテリアのひとつとしても楽しみたい人にまで、選択肢が広く用意されている。

新デザインのグリルを採用

では、いよいよ実際の音についてレポートしていきたい。筆者は自宅で試聴する前に、D&Mの本社試聴室でOBERONを体験した。全てのモデルを聴いたが、最初に行なったのはZENSOR1とOBERON1の比較だった。大きさも重さもほとんど同じとなる2台をスタンド「SDA6.5DALI」に順番に置いて試聴。ZENSOR1は実売の価格が3万円弱ながら、出音は価格を超えている。低域は無理に張り切りすぎず、高域は耳障りなピークも無い、リラックスして聴けるDALIの美音だ。これでもまったく悪くない。

直後にOBERON1に交換すると、ハッと目が覚めるような快活な音が鳴りだした。楽器のディテールはより鮮明に感じられ、定位や空間表現力も向上、周波数特性上はまったく変わらないらしい低域も重心が低くなり腰の入ったタイトな音に変化した。その後、全てのモデルを試聴したのち、自宅の環境で聴くのが楽しみで仕方なかった。

コンパクトなOBERON1の高い実力。OBERON3にすると音はどう変わる?

自宅での試聴は、筆者の防音スタジオにOBERON1および3を持ち込んで行なった。フロア型のOBERON7は、サイズを活かすためより大きな空間である15畳のリビングダイニングで聴いた。鳴らすアンプは、OBERON1/3はデノンのプリメインPMA-1600NE。OBERON7は、リビングで使っているAVアンプ(ヤマハ製)を使用した。

試聴に使ったデノンのプリメインアンプ「PMA-1600NE」

まずは、シリーズで一番小さなOBERON1から見ていこう。防音スタジオで鳴らしてみると、低域の程よい量感がある。ユニットやキャビネットのサイズからして、低域の再現には限度はあるはずで、無理に中低域を盛ってまで“低域が鳴っている感”を演出していないのが好印象。クリアで淀みの少ない低音だ。シンバルやシンセなどの高域にやや硬質感があったが、耳に刺さる感じはしない。SMCによる歪みの減少の影響なのか、音場の透明感はすこぶる高い。

防音室で試聴

CDで佐藤嘉風のTRULY TRULY DOから「Because Of You」を再生。アコースティック楽器が心地よい穏やかなポップスだ。定位が明瞭で音像はクッキリと彫りが深い。立ち上がりと余韻のグラデーションも精密で、よく音像が見える。他にもハイレゾを中心にインストや劇伴も聴いてみると、往年のDALI製品で感じていた“甘い中域”から印象は変わり、どんな音楽も素直なバランスで鳴らしてくれた。

続いてOBERON3に切り替える。楽器や人の声の実在感が大きく増してきた。聴くのがますます楽しい。中域はバランス的にOBERON1よりふくよかになっており、高域の硬質感は無くなった。OBERON1だと、もう少しスケール感が欲しかったオーケストラ系の音源は、OBERON3では中低域の量感が増したことでホールの高さや奥行き、演奏のダイナミクスが格段にアップした。

OBERON3(左)、OBERON1(右)のサイズの違い

POPSを何曲か聴くと、総じて中低域の充実が楽器音の説得力を増している印象だ。それは輪郭の正確さだけではなくて、中身がギュッと詰まった音が聴けることからも分かる。大きい音も小さい音も埋もれないクリアな再生音でもって、今まで気付くことができなかったボーカルの微細なニュアンスに触れたときは鳥肌もの。

茅原実里の「この世界は僕らを待っていた」は、テンポの早い曲調でもリズムセクションがもたつくことは無い。アタックは素早く、速やかに収束する。アナログマスターの音源として、小泉今日子の「The Stardust Memory」をハイレゾで聴いた。アナログならではの滑らかな質感は醸し出しつつ、当時のリバーブの独特な残響の味わいも堪能できる。特にリバーブの消え際のグラデーションが高精細で耳に心地いい。懐かしい曲も写実的に聴かせるので、OBERONを導入したら、もう一度棚から引っ張り出して聴いてみたくなるかもしれない。

筆者が総合プロデュースで関わるDSDホール一発録りのジャズカルテット、Beagle Kick「Rememberance」を聴いた。150席ほどの音楽ホールでDSD 5.6MHzのマルチトラック録音を実施しており、スタジオでアナログミキシングして5.6MHzと2.8MHzの2種類のマスターを作っている。PMA-1600NEのUSB DACを使ってPCから聴くと、5.6MHzと2.8MHzの違いをきちんと描き分けている。音像の立体感とホールの高さや奥行きの表現は5.6MHzが圧倒的に良い。OBERONのクリアで高解像な再生音は、現場の空気感をこのクラスのスピーカーでは信じられない程の再現度で聴かせてくれた。帯域バランスは、現場で自分が体感した音にかなり近い。

フュージョンやジャズ、劇伴など生音がメインの楽曲では、OBERON1からのグレードアップが顕著に感じられた。OBERON1では音量を上げていくと音像が膨らみ、音場が飽和してしまうラインがあったが、OBERON3ではその上限に余裕が生まれるためオーケストラなどは十分な音量を確保できた。ウーファーの大口径化やキャビネットの大きさが影響しているのだろう。一方で、ミックスやマスタリングがイマイチな楽曲だと、アラが目立ってしまうと感じた部分もあった。逆に言えば、正確な音を鳴らすスピーカーの証だと筆者は解釈している。

背面。左がOBERON3、右がOBERON1

ゲームや映画なども迫力のサウンドで

そのほか、OBERON3でPS4のゲームも遊んでみた。自宅のリファレンスであるDALI MENTOR2(2007年モデル)よりもキャラクターボイスがクリアに聴けて、BGMとの分離も良い。

リビングにも設置してみたが、個人的な印象としては主張しすぎないスマートなデザインで良い。ユニットを隠したい人にはオシャレなグリルがあるし、表に出していてもウッドファイバーコーンの茶色が温かみを演出してくれる。ちなみに試聴はすべてグリル無しで行なっている。

OBERON3をリビングに設置して聴いた

最後にリビングに設置したOBERON7で聴いてみた。DALIのスピーカーは昔から内振りではなく、正面置きを推奨している。それは拡散性の高いツイーターや独自のフロントプレートが技術的な背景となっており、スピーカーの真正面にいなくても音楽のイメージを損なわないのがウリだ。今回、OBERON7を使ってこの指向特性も確認してみた。

まず、スピーカーをまっすぐ前を向いた状態で置いてみる。スイートスポットに座って聴くと、ほとんど定位に違和感は無い。センターに定位するボーカルもちゃんと真ん中に判別できる。自分自身がセンターから左右に移動してみると、多少音場が歪になるが、破綻はしていない。逆に、こちらがスピーカーに近づき過ぎると、定位が散漫になり違和感が強くなった。最低でも左右間の距離と同等以上に離れた方がいいだろう。次に、内振りにしてセンター定位を厳密に追い込んでみる。

テレビの横にOBERON7

上の写真ではほぼ等角度にしているが、部屋の音響特性に合わせて、さらに角度を微調整。すると、センターのボーカルはピシッとフォーカスが合って、実体感が高まった。左右の楽器もより押し出しが強くなり、芯が入った印象だ。とはいっても、正面向きに置くだけで楽に定位が決まり、複数の人が鑑賞しても違和感が少ないのはDALIのメリットだろう。

CDからハイレゾまでOBERON1/3と同様の曲を再生した。再現できる帯域幅も広がり、中低域の量感もさらにアップ、サウンドスケールも段違いに拡大しているが、OBERONの特徴である高い解像度はキープしているのが見事である。音量を上げても飽和感はほとんどないし、ダブルウーファーユニットや大きなキャビネットの余裕を感じた。ホール録音のオーケストラ、RME Premium Recordingsから「飛騨山娘」を聴くと、空間表現の面において他の2機種を大きく上回っている。

エントリークラスのスピーカーではあるが、OBERON7を聴くと「ハイエンドの入り口が見えた」と言っても過言では無い迫力がある。本シリーズに貫かれている、高解像度と低歪みが効いているのは疑いようが無い。

続いて映像ソースをチェックした。TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」のBlu-rayを見てみたが、声と音楽の分離が見事だ。音楽はムードを盛り上げつつ、セリフにもちゃんと集中できる。2つのスピーカーなのに、セリフだけ別のユニットから鳴っているのではと疑ってしまうくらいクリアに聴き取れた。洋画からは「ジュラシック・ワールド」を鑑賞。サブウーファーがなくても15畳ほどのリビングは映画館さながらの大迫力だ。インドミナス・レックスが檻を破って監視員を食べてしまうシーンでは背筋も凍るような臨場感。音は太く、淀みも少ないから没入感は格別だった。

OBERON7の背面

なお、自宅では試聴しなかったOBERON5であるが、個人的にはお勧めしたい機種である。OBERON3までは、ローエンドやサウンドステージの表現力にもうワンランク上を聴きたい欲が出てしまっていた。それがOBERON5になると、音楽の躍動や迫力をきっちり伝える、まさに”ワンランク上“のサウンドを実現してくれたからだ。サイズも高さ83cm、奥行き28cmと小柄で、一般家庭のリビングにも楽に置けるのがいい。価格とサウンドクオリティのバランスで考えると、要注目のモデルといえるだろう。

OBERON5(左)とOBERON7(右)のサイズ感の違い。東京インターナショナルオーディオショー2018で撮影した

また、先日AVAC新宿本店で行なわれたOBERONの試聴イベントでマルチチャンネルを聴いてきた。構成は、フロントがOBERON7、センターがOBERON/VOKAL、リアOBERON3、トップAHT-650IW(ユニソニック)、サブウーファーDALI SUB E12F、AVアンプはAVC-X6500H(デノン)だった。終演後、トップスピーカーを鳴らさないようにして持込みのソフトを少し視聴した。パニック映画「2012」は帯域の異なる効果音の描き分けが見事で、街が壊れていく大災害のシーンは、思わず「勘弁して!」と声を上げたくなるほどリアル。

「ガールズ&パンツァー 最終章 第1話」では、さらわれた“そど子”をあんこうチームが船内を追いかけるシーンで、大きな音が鳴ったとほぼ同時に微弱な物音が鳴っても埋もれずに描写していて感動した。戦車戦のシーンは重低音含め大音量が魅力であるが、セリフと効果音がクリアに分離して聞こえてくる。包み込む音場に混濁感はない。正直な話、普通の映画館よりも鮮明なサウンドであり、ソースの情報を忠実に受け取れるシステムだと感じた。音色に悪い癖も無く、OBERONは映画にも向いている。

最初のスピーカーにも、ステップアップにも

ZENSORを持っている人にとっては少し価格的には上がるものの、OBERONの高いサウンドクオリティは一聴の価値ありといえる仕上がり。往年のDALIサウンドが好きな方からすると少し音色に違った印象を受けるかもしれないが、音楽や映画の本来の姿が見えてくるという方向性は、これまで説明してきた通りだ。

まだ単品スピーカーで聴いたことのないスピーカー初心者の方にもOBERONは良い選択肢。筆者はBeagle Kickというハイレゾ音楽制作ユニットで2013年からプロ作曲家と組んで活動しており、録音・ミックス・マスタリング、一連の工程に関わってきた人間として「素直で癖の少ないスピーカーで聴いて欲しい」という思いはずっと感じている。OBERONなら、リスニング用として必要な有機的なサウンドは確保しつつ、制作時のバランスに近い音で楽しめるちょうどいい入門機だと思う。

OBERONは、高い解像度、癖の少ない音色、そして歪みを抑えたクリアなサウンドを楽しませてくれる優秀なエントリーモデルだ。デンマークデザインのキャビネットやハイセンスなカラバリも見逃せない。これからスピーカーリスニングに挑戦したい方、ミニコンポなどに付属していたスピーカーからステップアップしたい方などにも、次の候補として推せる製品だ。

機種がいろいろあってどれがいいのか分からない、と言う方には筆者からOBERON5を提案したい。トールボーイなら、意外とコストが掛かるスピーカースタンドを購入しなくていいし、OBERON5は細身だから設置スペースも最小限で済む。低域のために背面はある程度隙間を空けて設置した方が望ましいが、そうした細かい調整は後からでも楽しむとして、まずは本格オーディオの入り口をのぞいてみるのが一番だ。音楽に映画にと、生活をいっそういいものに変えてくれるだろう。

(協力:ディーアンドエムホールディングス)

橋爪 徹

オーディオライター。ハイレゾ音楽制作ユニット、Beagle Kickのプロデュース担当。Webラジオなどの現場で音響エンジニアとして長年音作りに関わってきた経歴を持つ。聴き手と作り手、その両方の立場からオーディオを見つめ世に発信している。Beagle Kick公式サイト