レビュー
まるで未来のイヤフォン“自分の耳が高機能に”「IQbuds2 MAX」
2020年12月25日 08:00
いきなりだが「攻殻機動隊」をご存知だろうか、AV Watch読者ならご存知のような気がするので詳しくは書かないが、近未来が舞台で、パソコンやスマホを使わずに脳が直接ネットワークにアクセス、“頭の中でしゃべる”だけで遠くの人と会話できたり、体をサイボーグ化してビルの上までジャンプしたり、ビールを飲んでも一瞬でアルコールを分解して酔いを覚ましたり、現実の視界に様々なデータを重ねて見たりできるアニメだ。
細かいところでは、鼻をつく“いやな匂い”だけを“選択除去”できたりと、便利な技術が沢山登場する。「そろそろ同じような技術が登場しないものか」と思うわけだが、そんな“攻殻機動隊っぽいSF感”が楽しめる製品が登場した。NUHEARAブランドの完全ワイヤレスイヤフォン「IQbuds2 MAX」だ。
「なんだ、ただの完全ワイヤレスじゃん」と思ったアナタ、ちょっと待ってほしい。このイヤフォン、タダモノではない。最近の完全ワイヤレスは高機能化して、環境に合わせてノイズキャンセリングのモードを変えたり、人の耳の特性を計測してそれに合わせた音を再生できる製品が登場しているのはご存知の通りだが、IQbuds2 MAX(オープンプライス/実売49,000円前後)はさらに未来へ進んでいる。例えば「喫茶店で離れた席に座っている人の声だけ聞く」みたいな芸当が可能なのだ。実際使ってみると“なにこれ未来じゃん感”がハンパないのだ。
喫茶店でIQbuds2 MAXのスゴさを体験、SF気分になるANC&ヒアスルー
開発したNUHEARA(ニューヒアラ)は、オーストラリアに本社があるヒアラブルテクノロジー企業だ。普通のオーディオメーカーとは違って、音響的見地に加え、科学や医学的視点からも“聞く”にフォーカスして製品開発しているのが特徴。非常に高い技術力があり、CES 2020において、アワードを3つも受賞して話題にもなっている。
細かい話をする前に、どこが凄いのが実際に体験してみよう。スマホとIQbuds2 MAXをペアリングして、「IQbuds」というアプリをインストール。アプリの中に「デモ」という項目があるのでこれをタップする。テストに選んだ場所は、そこそこ混んでいる喫茶店だ。
デモがスタートすると、「音楽を60%くらいの音量で流してください」と言われるので、再生開始。すると、画面に円のマークが表示される。左端が「外音弱め」右端が「外音強め」だ。左端にある青いボタンを指でタップし、右へと移動させるようアナウンスされる。その通りにすると、流れている音楽の周囲にザワザワした人の話し声や、店内BGM、食器を洗うカチャカチャという音が増えていく。
「よくある外音取り込み機能の調整」なのだが、この時点でIQbuds2 MAXは“フツーのイヤフォンと違う”。まず、外音の取り込み量を増やしていっても、中心で流れている音楽の音色や、広がりなどの聴こえ方がまったく変わらない。
もう1つ、音楽の周囲に増えていく外音がメチャメチャ自然だ。普通のイヤフォンの外音取り込みは、高域を強調したカンカンした音や、不明瞭でボワボアした音になる事もある。しかしIQbuds2 MAXで取り込まれる音は、そうした不自然さがあまり無く、まるでイヤフォンを装着していないような聞こえ方なのだ。
この2つが組み合わさると面白いことが起こる。聴いている曲が、スタジオ収録の曲なのにライブ盤のように聴こえてくるのだ。再生する曲が全て、ジャズやオーディオ好きにはお馴染みの「ビル・エヴァンス・トリオ/ワルツ・フォー・デビイ」になったみたいで非常に面白い。
だが、本当に面白いのはここからだ。デモを進めると音楽の再生を一時停止するように言われる。停止すると当然、店内の騒音だけが耳に届くのだが、その状態で「外音をOFF」を選ぶと、瞬時に無音の空間に包まれる。いわゆるアクティブノイズキャンセリング機能をONにした状態なのだが、このキャンセルの効き具合が凄い。店内のエアコンの低いうなり声から、BGMの低音も含め、ほとんどの音が消える。かすかに残るのは、女性の話声の高音部分くらいだ。
再び、店内の音がスルーで聴こえる状態に戻る。デモでは「SINCの量を増やしていけ」と言う。言われるまま、SINCバーを右に増加してやると、驚愕する。なんと、店内のエアコンの音、BGMなどの騒音が綺麗に消えていくのだが、隣の席や、向こうの席で話している人の声だけがそのまま残るのだ。さらにSINCバーを限界まで動かしていくと、先程のノイズキャンセリングONの静かな空間に、人の話し声だけが取り込まれたような状態になる。
「それって、ノイズキャンセリングイヤフォンで、外音取り込み機能をONにした時と同じじゃないの?」と思ったアナタ、確かにその通りなのだが、実際に体験すると驚くのはその“精度”だ。どうやっているのかわからないが、周波数の中から“人の声が含まれる帯域をまるごと取り込む”という聞こえ方ではなく、まるであらゆる音の中から、人の声と認識した音だけを選択して抜き出したような聞こえ方なのだ。
外音取り込みの量だけ増やした状態では、他の騒音も耳に入るので「あの席で誰かが喋っているな」というのはわかるが、他の音が邪魔して、何を喋っているのかはよくわからない。しかし、SINCバーを増やしていくと「ああ、小さな男の子と、お母さんが喋っているんだな」というのがわかるようになり、さらに増やしていくとその声だけが静かな空間に残るので「なるほど、昨日学校で出た宿題の話をしてるんだな」という事までわかるようになる。
先程の攻殻機動隊ではないが、まるで、耳から入る音を解析して、いらない音を除外し、特定の音にフォーカスをロックし、その音だけにズームする機能が耳に搭載されたような、そんなSFチックな感覚だ。
リモートワークでめちゃくちゃ便利な「SINC」機能
「別に探偵じゃないから、喫茶店の他の客の会話を聞いても意味ないよ」と思われるかもしれないが、このイヤフォンを家のリモートワークで使うとメチャクチャ便利。ノイズキャンセリングを効かせつつ、SINC機能をある程度増やしておくと、基本は静かな空間なので集中して仕事ができる。それでいて、家族に話しかけられたり、チャイムが鳴って「お届けものでーす」と誰かが来た時は、その音だけクッキリ聞こえるのですぐに反応できる。いちいち外音取り込みボタンと押したりしなくていいので、操作のわずらわしさもない。
さらに面白いのが、リモートワーク中のBGM。最近、静かすぎるのも落ち着かないのでradikoでラジオ番組を小音量で流しながら仕事をしているのだが、IQbuds2 MAXを通して聞くとこれが超面白い。NC(ノイズキャンセリング)機能が強力なので、すぐ近くに置いてあるデスクトップパソコンのファンの「ゴー」という音や、エアコンのうなり、自分がキーボードを叩くカチャカチャ音、窓の外から入ってくるクルマの音などはキレイに消えるのだが、ラジオで喋っているパーソナリティーの声だけがクッキリと耳に入るのだ。
先程「取り込んだ外音の自然さが凄い」と書いたが、ラジオパーソナリティの声の自然さも特筆すべきレベル。普通のイヤフォンの外音取り込みでは、「女性アナウンサーの高い声だけ聞こえる」なんて事があるが、IQbuds2 MAXでは男女どちらも聞こえ、さらに男性アナウンサーの声の“低さ”もしっかり聞こえるのだ。
普通のイヤフォンでは、取り込んだ音はスカスカ、キンキンしてしまい、駅のアナウンスを聞くなど、緊急時に使うには良いが、常用したいとは思わない。しかし、IQbuds2 MAXは音が自然なので、「このままSINCをONにしといてもいいな」と使い続けられる。これは今まで体験したことのない感覚だ。
さらにヤバい「フォーカス」機能
デモモードを離脱し、通常の設定画面に入るとさらに面白い機能がある。周囲の音の取り込みを全方位から前方のみへと変更できる「フォーカス」という機能で、これをONにすると、自分の体をとりまくように聞こえていた人の声が、スッと前方に集まる。要するに、音像の定位が頭内定位から、前方定位へと変化するのだ。まあ、リアルなスピーカーで聞いているほど前方の離れた場所には定位せず、おでこのちょっと先くらいの定位感なのだが、これも使ってみると面白い。ラジオの会話が、BGMではなく、まるで前方に誰かがいて、その人が喋っているように聴こえるため、より自然に聞こえるのだ。
さらに、“声に包まれている感”が薄れるためなのか、「ここからは仕事に集中するため、前方で喋っているラジオの声は聞かないでおこう」と決めると、ラジオの声が気にならなくなる。フォーカスモードをOFFにして、BGM的にラジオの音に包まれると、仕事に集中していてもなんとなくラジオが気になってしまうのだが、フォーカスONにして音がする方向が1つになると“こっちからの音は気にしないでおこう”という気になれるのだ。
細かい設定も可能だが、プリセットが使いやすい
以上のように、非常に高度な機能が満載されたイヤフォンだ。だが、これらのパラメーターを、使う時にいちいち設定するのは面倒でもある。そこで、アプリには「ワークアウト」、「ストリート」、「ホーム」、「オフィス」、「レストラン」、「ドライビング」、「プレーン」という7つのプリセットが用意されている。
各モードの利用シーンは名前のまんまだが、「ワークアウト」はジムや外で運動する時に、周囲が意識しやすいような設定。「ストリート」では、にぎやかな街の中で、周囲のうるさい音を静かにしてくれる。
それに対して「ホーム」では、家で誰かと過ごす時に便利なように、人の声がすべて明瞭に聞こえる設定。「オフィス」もそれに似ていて、職場の同僚と、イヤフォンをつけたままでも明瞭な会話ができるような設定だ。
「レストラン」は、まわりでペチャクチャ喋っている人たちの声や、お皿などを洗う音など、刺激的な音を低減しつつ、近くのテーブルで話している声を明瞭にするもの。先程の喫茶店実験の音が、これに似ている。
「ドライビング」は、エンジンのノイズや道路を走る時のロードノイズを低減して、会話しやすくする設定。「プレーン」は飛行機用で、エンジンの音など轟音を低減するものだ。
この7つのモードには、ハートマークを4つまで設定できるようになっている。設定すると、イヤフォン右チャンネルハウジングのロングタップで、この4つが切り替えられるようになる。つまり、アプリを使わずに切り替えられるショートカット登録のようなものだ。
喫茶店を出て、実際に道路を歩きながら「ストリート」を選ぶと、幹線道路を走るクルマの「ゴー」という風切り音やエンジン音が低減され、静かになる。ただ、高域を中心に鋭い音は耳に入る。おそらく近づいてきた自動車の音や、クラクション、後ろから来る人の足音などに気づきやすくするためだろう。
「ホーム」は、NC機能を強めに効かせて環境音を抑えた静かな空間を作りつつ、SINCを強くして、話しかけてきた人の声はクリアに聞き取れる。「オフィス」は、NCを「ホーム」ほどは強くせず、少し離れた場所から話しかけられても気づきやすいような設定になっているようだ。
「ドライビング」もスゴイ。確かに走行中の「ゴー」「ゴトン、ゴトン」というような低い音がキレイになくなり、高級セダンに乗り換えたような感覚が味わえる。それでいて、同乗者やカーラジオから流れる声などは超明瞭に聴こえる。IQbuds2 MAXを装着していると、いつも走行ノイズに負けないように、無意識に大きめの声を出して喋っていた事に気づいた。
この「ドライビング」や「プレーン」は、うるさい地下鉄の中などでも有効だ。特に「ドライビング」は声も聞き取りやすいので、「ゴオオ」という騒音のほとんどを消し去りながら、次の駅のアナウンスなどは明瞭に聞こえて便利だ。
それにしてもスゴイのは、これら7つのプリセットを、アプリで上から連打して切り替えまくっても、流れている音楽の聴こえ方にほとんど差が出ないことだ。なので、切り替えていると、演奏しているミュージシャンは変わらず、その背景だけが、室内のスタジオになったり、屋外のステージになったり、まるで映画やミュージックビデオの特殊効果を見ているような気分になる。
これはIQbuds2 MAXを常用するという面で、非常に重要な事だ。というのも、この手の機能は「確かに効果はあるけど、ONにすると肝心の音楽の音質が変になって嫌だから、結局使わない」というのがよくあるのだ。IQbuds2 MAXの場合はそれがまったくないため、どんどん機能を活用しようという気になるわけだ。
常用という面では、マイクの性能も重要だ。リモートワークではビデオ会議があるほか、IQbuds2 MAXで音楽を聴きながら作業をしている時に、スマホに電話がかかってくる事もある。実際にビデオ会議で使ってみたが、参加者の声が明瞭に聞き取れるのはもちろんとして、自分の声もしっかりクリアに相手に届いているいようだ。音質はどのくらいなのか、いつもスマホのマイクで会話している家族に電話し、スマホ内蔵マイクとIQbuds2 MAX内蔵マイクを聞き比べてもらったが、「IQbuds2 MAXの方が声が大きく、ハッキリ聞き取れた」とのこと。これなら、IQbuds2 MAXを耳につけっぱなしにして、そのままバンバン電話するような使い方もOKだろう。
イヤフォンとしての音も高音質
ここまでは、“耳に入る音を自由にカスタマイズできる高機能完全ワイヤレス”という話だが、オーディオファンとして気になるのは「イヤフォンとしての音質はどうか?」だろう。どんなに機能・性能が凄くても、音が悪かったら買いたくはならない。
ところがどっこい、このIQbuds2 MAX、音も良い。「なかなかやるな」というレベルではなく、フツーに“高音質な完全ワイヤレス”と言っていいクオリティだ。
音質について語る前に、需要な作業がある。それが「Ear ID」という、ユーザーの耳の聞こえ方にあわせ、再生音を最適化する機能だ。
この最適化機能は、最近の完全ワイヤレス市場でトレンドになりつつある。だが、IQbuds2 MAXのそれは一味違う。かなり“ガチ”なのだ。
まず測定を開始すると、周囲の騒音を測定。当然ながら、うるさい場所では正確な測定ができないためだが、騒音レベルが既定値以上だと、「静かな部屋をお探しください」と怒られてしまう。
測定自体はシンプル。「ポッポッポッ」、「ピッピッピ」というような、帯域の異なるテスト音が流れるので、それが聞こえたらアプリ内のボタンをタップするというもの。“ガチ”な点は、この測定が非常に丁寧で精密である点だ。
右耳、左耳それぞれで、個別にテストをするのだが、「ポッポッポッ」という1つの測定音が、1度だけでなく、中音量、小音量、かすかな音といった具合に、大きな音から蚊の鳴くような小さな音まで、ボリュームを変えて再生されるのだ。そのため、測定完了までにはそこそこ時間がかかる。
また、“かすかな音”は、本当にボリュームが小さいため、気合を入れて聞き耳を立てなければならない。「もうすぐ小さな音が鳴るぞ! 鳴るぞ!」と待ち構えていると、静かな空間の中で「ポッポッポッ」という測定音が鳴ったような気がして(幻聴)、思わずボタンをタップしたら「頻繁にタップしているようですが、これは不正確な結果につながります」と怒られてしまった。ごめんなさい。
このように、一般的な測定アプリと比べて、非常に細かく、精度の高い測定を行なっているように感じる。手間はかかるが、一度測定すれば、その設定を使い続ければ良いので、このくらい丁寧に測定してくれた方が、ありがたみがある。
測定が完了すると、自分のプロファイルを保存でき、自分の耳に最適なサウンドで再生できるようになる。Ear IDのON/OFFはいつでも可能だ。ON/OFFの違いは、人によって様々だと思うが、私の場合はONにするとレンジが広くなり、低域の深みが増したように感じた。
ドライバーは9.2mm径ダイナミック型。Bluetooth 5.0準拠で、プロファイルはA2DP/AVRCP/HSP/HFPに対応。コーデックはSBC、aptX、aptX LLに対応している。
再生音は、非常にニュートラルでいい。特に中高域の解像度が高く、「米津玄師/感電」の冒頭で様々なSEが乱舞する部分も、音像の輪郭が見やすい。高域の抜けも良く、非常にさわやかなサウンドだ。
前述のように、外音取り込み機能などを使うと、まるで外でライブを聴いているような開放感も味わえるので、この抜けの良いサウンドとマッチングが良い。まるで開放型のヘッドフォンを聴いているような感覚も味わえる。それでいて、カナル型イヤフォンが得意とする、細かな音まで聴き取れる情報量の多さも兼ね備えている。
全体的にモニターライクな音と言っていいが、低域は少し強めに出る。「藤田恵美/camomile Best Audio」から「Best of My Love」のアコースティックベースも、肉厚でドッシリと安定感がある。Netflixで映画も見てみたが、低域がしっかり出るので、アクション映画のカーチェイスや爆発音などが楽しい。閉塞感も少なく、前述の通り低遅延なコーデックであるaptX LLにも対応しているため、動画視聴にもマッチするイヤフォンだと感じる。
イヤフォン自体のサイズは“そら豆”くらいで、内側の形状が独特だ。しかし、ヒアラブルテクノロジー企業らしく、装着感は良好。装着を維持するホールド力がありつつ、そこまで耳奥に挿入しなくても配置が安定する。
再生時間は、ヒアスルー機能を使用した時は約8時間、音楽再生は約5時間だ。充電時間は約1.5時間。15分の充電で2時間の再生が可能な急速充電にも対応している。重量はイヤフォンが約8g、充電ケースが約85g。筐体はIPX4防水に対応している。
1点残念なのは、充電ケースの端子がmicro USBである事。USB-Cを採用して欲しかったところだ。
“イヤフォンの未来”をカタチに
製品のカテゴリとしては完全ワイヤレスイヤフォンだが、実際に使ってみると、“未来の耳栓”とか“自分が理想とする音空間を実現する装置”という印象を受ける。アクティブノイズキャンセリングイヤフォンの進化で“静かな空間”は得られるようになったが、そこから一歩先に踏み出す意欲的な製品だ。
イヤフォンとして考えると、実売約49,000円は高価だ。ただ、特に新型コロナの影響でリモートワークが多くなった昨今、音楽を楽しむイヤフォンというより、“日々を快適に過ごすためのツール”と考えると、価格に対する印象も変わってくると思う。
IQbuds2 MAXがスゴイのは、先進的な技術を搭載した、ある意味“攻めた製品”であるにも関わらず、イヤフォンとしてキッチリ音も良い点だ。いくら機能が優れていても、イマイチな音であれば、そもそも毎日使おうとは思わない。完全ワイヤレスイヤフォンとして確かな実力を持ちつつ、プラスアルファとして高機能を追加している事が、最大の特徴と言えるだろう。“音の良さ”の先にある、“イヤフォンの1つの未来”をカタチにしたような製品だ。
(協力:エミライ)