日沼諭史の体当たりばったり!

第32回

音を聞きながら走りたい2019。最高すぎるGARMINスマートウォッチ「fēnix 6S」

「fēnix 6S Sapphire Black DLC」で音楽を聞きながら走る!

みなさんは、どんな装備でランニングしているだろうか。スマートフォンと一緒に走ってる? 心拍センサーも使ってる? 健康やダイエット、競技参加など、目的は人それぞれだろうけれど、ただ漫然と走るだけではモチベーションが上がらない筆者としては、音楽を流したり、後で分析できるようにセンサーを使ったりと、工夫が欠かせない。楽しく走れないと続かないのである。

そんなこともあって、1年前に本コーナーで「音を聞きながら走りたい2018」と題し、Garminのスマートウォッチを試した。そのときに使ったvívoactive 3 Musicが印象的で、なんだかフラれた相手を未練がましく想い続けるかのように頭の片隅にずっと残っていたのかもしれない。Amazonの「ほしい物リスト」には、Garminのフラッグシップモデル「fēnix 5」シリーズがいつの間にか登録されており、その価格の推移を1年間、ストーカーのごとく毎日ウォッチしていた。時計だけに。

2018年9月からウォッチしていた「fēnix 5 Plus Sapphire Ti Gray」

しかし、狙っていた「fēnix 5 Plus Sapphire Ti Gray」はこちらの熱視線も全く意に介さず、常に安定の10万円超のまま、つれない表情。さすがに予算オーバーでポチるのをためらっていたところ、9月になって次世代の「fēnix 6」シリーズが登場した! ものの、10万円前後の高嶺の花であることは変わらず、かといって旧世代のfēnix 5が値下がりすることもなく、筆者の気持ちは空回りするばかり。全然こっちを振り向いてくれやしない。

なので、デザインは異なるものの機能・性能は同等で価格も抑えられた「ForeAthlete 945」に浮気することにした。身の丈に合う相手が一番ではないか。そう思ったのだが、購入しようと量販店へ出かけ、自宅に帰ってきたときに手に握られていたのは9万円の「fēnix 6S Sapphire Black DLC」(以下、fēnix 6S)だった。わけがわからない。税込9万9,000円なのでもちろん予算オーバーだ。何が起こったんだ!?

実売7万円前後の「ForeAthlete 945」を買うつもりだったはずが、なぜか手元には約10万円の「fēnix 6S Sapphire Black DLC」
ついでに「ランニングダイナミクスポッド」も購入した

小さい体に上位モデルと同じ機能を詰め込んだfēnix 6S

と言ってもfēnix 6Sを選んだのにはそれほど深い理由はなかったりする。実際に店頭でチェックしてみたら「ForeAthlete 945」や「fēnix 6」の直径47mmというサイズが予想以上に巨大で、どこかにぶつけそうだったから、というだけのこと。

fēnix 6S Sapphire Black DLC

対して、直径42mmでひと回り小さいfēnix 6Sは、自己主張控え目でサファイアガラスでベゼルがDLCコーティング、それでいてForeAthlete 945(fēnix 6)と使える機能は同じで、小さい体に全部詰め込んだ「ぎっしり感」が男心をくすぐった。ヤバい。というわけで、今回はfēnix 6Sがどれくらいランニング用デバイスとして素敵なアイテムなのか、1カ月余り毎日使い続けて感じた点を中心にレビューしたいと思う。

ボディがデカすぎない、できるだけフツーの時計サイズに近いものにしたかった

このfēnix 6Sは、あまりにもできることが多い。基本的な機能を列挙するだけでも、24時間計測できる心拍計に、睡眠分析、さまざまなアクティビティの記録、音楽再生、GPS、気圧高度計、歩数計、温度計、コンパスなどがあって、いまだに使いこなせているとは言えない状況だ。なので個人的に「最高! 」だと思う4つのポイントに絞ってfēnix 6Sの良さをお伝えしたい。

操作は側面にある5つのボタンで行なう。タッチパネルではない

期待の音楽再生機能は最高! ちょっと面倒なところもあるけど……最高!

「音を聞きながら走りたい」という企画のコンセプト通り、fēnix 6Sはもちろん音楽再生機能を備えている。音楽再生機能は筆者がスマートウォッチに求める最低限の機能。自分のハァハァしている息づかいばかり聞きながら走りたくないので……。

fēnix 6Sは当然のことながら音楽再生機能を備えている

それはともかく、スマートウォッチ単体で音楽再生が可能な機種は、実はかなり少ない。走っているときに音楽が聴きたければスマートフォンを使うべし、という考え方が根強いのだろうか。有名どころではApple Watchが対応しているくらいで、それ以外となると選択肢は相当限られる。そんななかでも比較的多くのモデルに音楽再生機能を搭載しているのが、Garminのスマートウォッチなのだ。

fēnix 6SはGarminのフラッグシップスマートウォッチの小型版という位置付け。でありながらも、32GBの大容量ストレージを内蔵し、MP3やMP4、FLACなどの音楽ファイルをPCから転送して保存しておける(定額音楽配信サービスからダウンロードした音楽ファイルの転送にも対応している)。Bluetoothイヤフォン・ヘッドフォンとペアリングすれば、fēnix 6S内蔵のメディアプレーヤーで再生可能だ。

Bluetoothイヤフォンと組み合わせて聞くことができる

もちろん音楽はランニング中にも聴けるし、音量調整、再生・停止、前後スキップの操作も、今回使ったオーディオテクニカ「ATH-SPORT7TW」のようにBluetoothイヤフォン・ヘッドフォン(AVRCP対応モデル)側で行なえるので、走っている最中にいちいちfēnix 6S本体を操作する必要もない。また、アクティビティ中のペースやラップタイムなどもイヤフォン・ヘッドフォンで読み上げてくれる。

今回、試したイヤフォンはオーディオテクニカの完全ワイヤレス「ATH-SPORT7TW」。IPX5準拠の防水性能をもつスポーツ向けモデルだ
耳の形にしっかりフィットし、運動中に動いたりしない。外部の音をマイクで拾って聞こえるようにするヒアスルー機能もあり、屋外のランニングでは重宝する

少し気になったのは、音楽再生を開始するまでが手間取りやすいこと。理想としてはランニングなどのアクティビティを始めるのと同時に音楽再生も前回の続きからスタートしてほしいのだけれど、アクティビティログと音楽再生の機能はそれぞれ独立している。イヤフォンを接続し、音楽再生して、それからアクティビティの記録を始める、という手順を手動操作で踏むのが基本となる。

いろいろ試してみたところでは、最初にショートカットボタン(5つのボタンの役割はカスタマイズでき、特定の機能へのショートカットも設定できる)で音楽再生画面を表示させ、次にイヤフォンとの接続画面が表示されるのでイヤフォンの電源を入れて接続、その後好きな音楽の再生を開始し、アクティビティの記録をスタートして走り出す、という手順が一番の早道のようだ。

スマートフォンのように、ペアリング済みのイヤフォン・ヘッドフォンの電源を入れたら即つながる、ということはなく、ペアリング済みでも必ず毎回手動で接続操作する必要があるのもスムーズさに欠ける部分。バッテリー持ちのことを考えると仕方ないのかもしれないけれど、ここはそういうものだと思って慣れるしかないかな、というところ。

MP3ファイルが古いバージョンのID3タグで、Shift-JISだったりすると文字化けするので注意

初めての土地も走れる地図・ナビゲーション機能が最高!

筆者がfēnix 6Sを購入したのは、ちょうどタイへ8日間の海外取材に出かける前夜のことだった。そのため、ほとんど機能を把握しないまま飛び立ち、タイの宿泊先で初めてランニングに使うことに。普段は自宅のほぼ決まった道のりを走っているし、土地勘もあるので迷うことはないけれど、海外の慣れない土地で走るのは不安がある。

タイの街中(イメージ)

いつもなら、あらかじめGoogle マップで周辺地図を入念に確認したうえで、無理のない距離になるようルートを決める。だいたいは幹線道路沿いや大きな公園を使い、普段より少し短めの距離でホテルに帰って来られるようにしている。入り組んだ道に迷い込んで帰れなくなったり、途中でダウンしてしまったりするのは避けたいからだ。常夏のタイは特に気をつけなければいけない。

しかしfēnix 6Sなら、そんな初めての土地でも安全に、すぐに走り出すことが可能なコース作成機能とナビゲーション機能を備えている。Garminのスマートウォッチと連携するスマートフォンアプリ「Garmin Connect Mobile」を使えば、走りたい目安距離を設定してスタート地点を選ぶだけで、指定した距離に近いルートを自動で引いてくれるのだ。

Garminのスマートウォッチと連携するスマートフォンアプリ「Garmin Connect Mobile」
走りたい距離と方角を設定
それだけで自動でルートを考えてくれる

そして、ルートをfēnix 6Sに転送(同期)すると、fēnix 6S上で地図と現在地、設定したルートをリアルタイムに見ながらランニングできる。曲がり角までの距離が常に表示され、曲がるタイミングでは振動で教えてくれるので迷うこともない。ルートに沿って走っていれば必ず元のスタート地点に戻れるので、初めての土地でも不安なく思う存分走れるわけだ。

ピンクのラインで示されるルートに沿って走ることができる

これには別のメリットもある。海外のように見知らぬ土地では迷いそうな道を意図して避けがちだけれど、そういうところにこそ日本では見られない海外らしい風景が広がっていたりするもの。できれば現地ならではの雰囲気も味わいたい、みたいなときにもナビゲーション機能は便利だ。

たとえばタイで自動で作成されたルートは、砂利混じりの細い道もあったけれど、そこでは絶対に地元の人しか利用しないと思える小さなカワイイ商店があったり、ニワトリが野放しになっていたり、飼い犬が野放しになっていたり(ちょっと怖い)と、いつもの海外取材ならあまり目にしない風景を満喫できた。

交通量や治安の面で安全そうな道を選ぶ、という機能はないので、走るときは十分に注意して、危険を感じるような道はためらわずに引き返す判断も必要になるかもしれない。それでも、ランニングの習慣がある人にとっては、海外滞在中でも休まずに走る必要があるし、走りたくなるもの。fēnix 6Sがあれば、海外でも普段と同じように走ることができ、しかも新鮮な体験に巡り会える可能性もある。fēnix 6Sは旅行向きのデバイスと言ってもいいのかもしれない。

疲労回復も考慮したコーチング機能がモチベーション維持に効果大で最高!

fēnix 6Sで記録できるアクティビティは当然ながらランニング以外にもたくさんある。ウォーキング、サイクリング、スイミング、登山、筋トレ、ヨガのほか、トライアスロンのように複数のアクティビティからなるものも「マルチスポーツ」として記録できる。単に移動を記録する「Track Me」という機能もあって、どこをどう歩いたのか(移動したのか)を後から地図と重ねて見ることも可能だ。

ランニング以外にもさまざまなアクティビティを記録可能
「Track Me」は単純な移動の記録に便利。これはボートで川を移動したときのもの

ランニングに絞って言うと、先ほど紹介したルートのナビゲーション機能を使ったワークアウトだけでなく、自由に走ることも、近隣の施設を検索してそれに向かって走ることも、fēnix 6S単体でできる。のだが、気ままに走るだけではランニングを習慣づけられない筆者のようなユーザーもいるはず。そこでおすすめしたいのが「Garminコーチ」だ。

ランニングの目的地を周辺施設から選ぶ機能もある
あとは走るだけ

スマートフォンアプリと連携して利用するGarminコーチは、最初に自分の能力と目標を設定し、好きなトレーナーを選ぶことで、ユーザーそれぞれに最適なワークアウトプログラムをそのトレーナーが提案してくれるもの。筆者は女性の「Amyコーチ」のプログラムを選び、週3回程度のランニングから始めてみることにした。

「Garminコーチ」
最初に現在の自分の能力や目標などを設定
好きなトレーナーを選ぶ

Garminコーチを使うとワークアウトは自動でスケジュールされるので、そのスケジュールに沿って走ることになる。1度のワークアウトでは、たとえば最初の2分は歩き、その後7分しっかり走って、また2分歩く……という繰り返しのメニューになっていたり、決まった距離をペースを変えながら走り続けるメニューになっていたりなど、日によって内容はさまざま。また、メニューはトレーニングの目的に沿って、あるいはユーザーの実績に応じて日々動的にカスタマイズされる。いきなりユーザーの限界を超えるメニューにジャンプアップすることはない。

ワークアウトを実行する日は自動でスケジュールされる
一定の時間や距離をゆっくり走ったり、本気で走ったりする

ワークアウトをこなすと有酸素運動と無酸素運動の割合を表示し、何をすべきかをアドバイスしてくれるほか、肉体的疲労やダメージが回復する予測時間が表示されるのも面白い。これらはモチベーションの維持にものすごく役立ってくれる。

有酸素運動と無酸素運動の割合を表示。アドバイスもくれる
運動持久力の目安となるVO2 Max(最大酸素摂取量)や、無理しすぎかどうかもわかる

たとえば体重を減らすことが目的の場合、有酸素運動が有効とされてはいるものの、頑張ろうと意気込むほどハイペースで走りすぎて無酸素運動になったり、あまり効率的でない高強度の運動になったりする。「毎日走らなきゃ」と自らを追い込んで、結果的に辛いトレーニングになって長く続かない、なんてオチになりがちだ。

Garminコーチの場合、表示されるアドバイスや疲労からの回復時間を見ると、むしろ「そんなに頑張らなくていいんだよ」と言われているように思える。高強度の有酸素運動が増えているときは、ゆっくり走ったり、サイクリングしたりするのがいい、とアドバイスをくれるし、疲労回復が不十分なら激しい運動は控えて休養を優先した方がいい、と判断できる。

ランニング直後、回復までに60時間かかると表示された
回復するにつれ、推奨する運動の強度も変わってくる。なお、英語表記になっているが、日本語表示も可能

そもそもスケジュールされた日にならないとプログラムの続きを始められない作りになっていて(できないことはないが、やや回りくどい操作が必要になる)、ユーザーが勝手に先走ってワークアウトを前倒ししてしまい、体へのダメージを無駄に蓄積するようなことが防げる。これは怪我の防止にもなるに違いない。

ワークアウトの楽さ、キツさは最初の目標やトレーニングプランの設定次第でもあるけれど、自分の能力に合った内容で、無理なく長く続けて目標を達成したいなら、Garminコーチに積極的に頼ればいい。筆者としては、楽すぎるメニュー内容の日だと、つい物足りなく感じて追加のワークアウトで無理してしまうのだが……いかんいかん。

別売のランニングダイナミクスポッドは腰あたりに装着。内蔵センサーにより体の上下動や左右のバランスなど、より細かいデータを収集できる。従来、ランニングフォームは誰かにコーチしてもらうか、すり減った靴のソールの状態を見てなんとなく判断するしかなかったかもしれないが、これなら即座に改善につなげられそう
ランニングの内容や結果から、ハーフマラソンやフルマラソンを走ったときの予想タイムがわかる機能も

18時間しか動かないだって? fēnix 6Sなら10日もつぞ! 最高!

世の中には18時間しか稼働しないスマートウォッチがあるらしいが、1日待たずに充電が必要になるとすると、睡眠中も含めたライフログ用のデバイスとしては役に立たないのではないだろうか。じゃあfēnix 6Sのバッテリーがどうかというと、なんと10日間もつ。とはいえ、動作条件の前提が異なるからこれはフェアな比較ではないのだが。

なので、日々の生活とランニングに使った筆者の経験から、fēnix 6Sのバッテリーが実用上どれくらいもつかを参考までに紹介しようと思う。

充電中。充電ケーブルの接続の仕方があまりスマートな感じじゃないのが気にはなる

まず前提として、fēnix 6Sの設定はほとんどがデフォルト。アクティビティを自動認識して記録する「Move IQ」機能はオンにしている。ディスプレイはデフォルトで常時表示だ。ただし平常時はバックライトがほとんど点灯していない(輝度設定は20%)ので、太陽光や照明の下なら盤面を視認できるものの、薄暗くなるとかなり見にくい。暗い場所で時計を見るときは、ボタンでバックライトを強くする必要がある。

「Move IQ」機能はオンにしている。動きを監視してアクティビティを自動認識し、記録する機能だ

この状態でランニングなどのアクティビティをせず、平日の24時間を過ごしたときのバッテリー消費量は8~9%程度。もちろん歩数、心拍、気圧は24時間計測していて、睡眠中もつけっぱなしにしているので、しっかり睡眠分析もできている。スペック通り10日間はもちそうなペースだ。

一方、音楽再生しながらGPSオンでランニングを30分間こなし、そのワークアウトの結果をスマートフォンに同期したときのバッテリー消費量は、こちらも8~9%。ちなみにこれはランニングダイナミクスポッドも併せて使用したときの結果となっている。

個別の機能の動作条件などをカスタマイズして動作の最適化や節電を図れる「パワーモード」の作成も可能

もし毎日ランニングしたとしても、これなら5日間はもつ計算になる。音楽再生しながらでも5時間走り続けられるので、(完走できる力さえあれば)フルマラソンも問題なくカバーできるだろう。スタミナ重視ならバッテリー持続時間がさらに長いfēnix 6シリーズを選ぶべきだが、きっと多くの人が小型のfēnix 6Sで十分にバッテリーが持つと思えるはずだ。

24時間身に付けていたい、一生添い遂げられそうな1台

fēnix 6Sは、ランニングだけに使うのであればオーバースペックのようにも思える。けれど、ライフログデバイスとして毎日24時間近く、入浴時以外はずっと身に付けていると、それだけでフル活用している気分になれる。アプリで活動実績をビジュアル化して見るのが何よりも楽しい。それに、サファイアガラスとDLCコートの「fēnix 6S Sapphire Black DLC」は、時計としてのデザインや質感も高く、所有感はなかなかのもの。おまけに音楽を聴きながら走ることもできる。

スマートウォッチは今や多くのメーカーから数え切れないほどの種類が販売され、価格に幅があるのはもちろん、それぞれにユニークな特徴もある。ただし、「音楽を聞きながらあらゆるスポーツに活用でき、ライフログが残せて時計としての高級感もある」という点で選ぶとすると、もはやGarmin一択と言ってもいい。これなら一生添い遂げられそう……などと思い始めている筆者なのであった。

他にも紹介したいポイントはたくさんある。こちらは「Watch Face」機能。スマートウォッチによくある、豊富に用意された盤面デザインから選べる機能だ
天気や最高・最低気温、日の出・日没時刻、方角をチェック
異常な心拍を検知した場合に緊急連絡先に通知する機能
衝撃などにより事故が発生したと判断されたとき、緊急連絡先に通知する「Incident Detection」という機能も
fēnix 6S上で文字入力する必要が出てきたときは、ペアリングしているスマートフォンから文字入力できる機能。これはなにげに気が利いている
バンドを片手で簡単に取り外せる「QuickFit」をfēnix 5シリーズに引き続いて採用
気軽にバンドを取り替えて、見た目と気分を一新できる

日沼諭史

Web媒体記者、IT系広告代理店などを経て、フリーランスのライターとして執筆・編集業を営む。AV機器、モバイル機器、IoT機器のほか、オンラインサービス、エンタープライズ向けソリューション、オートバイを含むオートモーティブ分野から旅行まで、幅広いジャンルで活動中。著書に「できるGoProスタート→活用 完全ガイド」(インプレス)、「はじめての今さら聞けないGoPro入門」(秀和システム)、「今すぐ使えるかんたんPLUS+Androidアプリ 完全大事典」シリーズ(技術評論社)など。Footprint Technologies株式会社 代表取締役。