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ラジオ番組をDLできる新アプリ「ラジオクラウド」の狙い。広告付き無料。気になるあの機能は?
2017年2月28日 08:00
ラジオ愛好家注目の新サービス「ラジオクラウド」が1月30日にスタートした。その名称こそ、TBSラジオがポッドキャスト終了の受け皿として用意した「TBSラジオクラウド」とソックリだが、「ラジオクラウド」の運営元は博報堂DYメディアパートナーズ。TBSラジオに限らず、多くの放送局が参入する「音声配信プラットフォーム」になっているという。
ラジオクラウドは如何にして生まれたのか? ポッドキャストとの違いは? これからどうなっていくのか? 博報堂DYメディアパートナーズ データドリブンメディアマーケティングセンター データマネジメントプラットフォーム部の柴田貞規部長、ラジオ局 ビジネス企画開発部の岡田進部長、そして博報堂DYデジタルのメディアビジネスユニット メディアプロデュースグループ秋元愛メディアプロデューサーに話を伺った。
ダウンロードした番組を期限なく何度でも楽しめる
インタビューの前に「ラジオクラウド」の基本機能をおさらいしておこう。利用にあたってはiOS/Android向けの専用アプリが必須。メールアドレスやパスワードを設定する会員登録を行ない、無料で利用できる。
2月21日現在、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、毎日放送、ラジオ大阪、ラジオ関西、京都放送、ラジオ沖縄、ラジオNIKKEI、TOKYO FM、J-WAVEの11局が参加。電波で放送された番組のうち一部ないし全部を配信する例が多い。ただし、著作権の都合上、有名アーティストによる楽曲などはカットされている。また、放送される全番組が配信対象となっている訳ではない。
radiko.jpのようなチャンネル型ではなく、好きな番組を選び、ストリーミングでオンデマンドで聴取できる。一時停止・早送りにも対応する。そして最大の特徴は、番組をダウンロードできること。ほとんどのコンテンツは公開期限(おおむね1週間~1カ月)が設定されているが、一度ダウンロードしてしまえば後はその期限に関係なく、聴取できる。ここが、radiko.jpのタイムフリー機能と最も異なる点だ。
サービスは広告モデルで運営されるため、番組聴取にあたって音声ないし動画広告が挿入される。原則として番組再生前に流れるカタチだ。詳しい使い方は以前のレビュー記事を参照して欲しい。
ラジオ業界の課題解決に向けて
「ラジオクラウド」を理解するためには、TBSラジオの動向を振り返るとわかりやすい。TBSラジオはこれまで多くの番組をポッドキャストで配信してきたが、配信サーバーのコストが高く、それを広告などで補おうとしても、ポッドキャストというシステムではユーザーの聴取動向などが把握しにくく、広告の収益化に繋げにくい事から、昨年6月にポッドキャスト配信を終了。
その代わりとして、PCやスマートフォンのブラウザで聴く「TBSラジオクラウド」を開始。だが、同サービスはストリーミング配信のみで、ポッドキャストのようなダウンロードはできない。そこにきて博報堂DYメディアパートナーズがダウンロードもできる「ラジオクラウド」アプリ&サービスを開始。そこにTBSラジオも参加した……という流れだ。
──今回「ラジオクラウド」が始まったわけですが、その前段階としてラジオ局のTBSラジオがポッドキャストを終了すると同時に「TBSラジオクラウド」を2016年6月を立ち上げました。非常に似た名前ですが、そもそもの関連性というか、誕生の経緯はどういったところにあるのでしょう?
柴田氏(以下敬称略):(今後のラジオについて)色々な議論が同時並行的に進んでいく中で、サービスが生まれたという側面があります。1つはまずポッドキャストの配信にかかるコストの問題ですね。これをどう解消するか。
岡田氏(以下敬称略):それとは別に、もともとTBSラジオの方とは、定期的に勉強会をしているんです。「デジタルの時代(のビジネス環境は)こうなっていくが、それにどう対応していくか」を柴田を中心に入れて話をしていきました。
岡田:私は、ラジオスポット、ラジオ番組の企画をセールスする仕事を長く担当しておりました。そこへ柴田や、デジタルメディアプロデュースを手がける秋元も巻き込んで、話が少しずつ大きくなっていったんです。
柴田:「(デジタル時代に)ラジオ業界はどうあるべきか」、「radikoとの棲み分けをどうするか」といった議論を一回り・二回りと繰り返していく中で、なんとか着地してできたのが「ラジオクラウド」ですね。
──では、ラジオ業界全体の課題解決に向けた話し合いの過程で、たまたまPC・スマホ向けのブラウザ版「TBSラジオクラウド」が先行した……という事ですか?
柴田:まさにそうですね。「TBSラジオクラウド」を発表する際にも、「アプリのリリースを前向きに検討」と書いてありましたが、その裏で(アプリの準備は既に進んでおり)ビジネス上の最終調整をしていました。
──確認ですが、「TBSラジオクラウド」はTBSラジオの運営によるものですが、「ラジオクラウド」は博報堂DYメディアパートナーズが運営するプラットフォームですよね。
柴田:はい、そうです。TBSラジオを含め、番組を配信している放送局はラジオクラウド上だと「コンテンツプロバイダー」にあたります。
──2月末にはスマホ向けのブラウザ版「TBSラジオクラウド」が終了します。これは、後継であるラジオクラウドがしっかりと用意されたからと考えてよろしいですか?
柴田:ブラウザの便利さがある一方で、やはりアプリのほうが全体的に多機能です。1.5倍速再生や番組ダウンロードができますから。最終的にはアプリを利用していただいた方がメリットがある、という判断です。
岡田:あと、PC向けにはブラウザ版の「TBSラジオクラウド」も引き続き提供されます。
幅広い年代の利用を想定したアプリ開発
──開始したラジオクラウド、反響はいかがですか?
柴田:詳細な再生数などは公表していませんが、想定していたものよりもだいぶ多くなっています。エゴサーチやリアルタイム検索などでも反応を調べていますが、ポジティブな声が多く、沢山の方に聞いていただけているようです。
──ネット上の意見と言えば「TBSラジオクラウドでは何故番組をダウンロードできないのか」といった声も多かったのですか?
柴田:たくさんのご意見をいただきました。その声を踏まえまして、アプリのラジオクラウドの開発ペースを早めたというのが正直なところです。
──そうしてリリースされたアプリを実際に拝見すると、ダウンロード機能がかなり前面的に押し出されていますね。
柴田:はい。Wi-Fi環境で番組をダウンロードして聞いていただく方法をやはりオススメしています。番組の尺が短いというのもあり、数秒でダウンロードが完了しますので。あと、ユーザーインターフェイスについてはあまり先鋭性を求めず、シンプルにしています。ボタンや番組名の表示も大きめにして、おじいちゃんおばんちゃん世代にも使いやすいようにというコンセプトを、あらかじめ立てました。
柴田:リスナーの皆さんはコンテンツを聞きたいのであって、ユーザーインターフェイスがそれを邪魔しないように。ただ、見えない裏の処理速度部分では相当チューンしています。番組数がどうしても膨大になってきますから、それを一覧表示した時でも遅くならないようにしたり……。あと、アプリの起動速度も早くなるよう工夫しています。
広告モデルを全面導入、回線コスト不安を払拭
──番組ダウンロードはリスナー待望の機能ですが、一方でTBSラジオは、ダウンロードにまつわるサーバーや回線コストなどがネックとなってポッドキャストを終了しました。となると、歴史はまた繰り返してしまう気がするのですが?
岡田:そこがまさに我々博報堂DYメディアパートナーズがプラットフォームを作った理由です。サーバーなどの維持コストをこちらでキッチリ負担しつつ、広告モデルを導入して、そこで得た利益をコンテンツプロバイダである放送局に配分・還元できるようにしたい、というのが狙いです。
──とはいえ、ポッドキャスト向けにも広告がすでにありますよね?
岡田:ポッドキャスト広告の課題は、ダウンロード数しか指標がない点です。(Web広告やラジオCMに比べて)どんな方が聞いているか分からない。広告としては売りづらい側面もあります。売れたとしても、地上波向け広告とのセットという形がほとんどでした。
そこで今回のプラットフォーム化のタイミングで、Cookieベースでユーザー属性を判別できるようにしました。Webビジネスのベーシックな手法ですね。広告セールスに繋がるはずです。
──ラジオクラウドを利用するにあたってのユーザー登録では、性別や年齢は申告していませんが、ユーザー層も把握できるのでしょうか?
柴田:我々が今まで培ってきたデータベースも使いまして、ユーザー層を類推できますので、ユーザーさんにマッチした広告を表示する事もできるようになります。
ダウンロード済み番組の再生時にも広告表示、その仕組みは?
──リスナーから見た場合、広告はどのように掲出されるのでしょうか?
柴田:一部番組では実際に広告配信がはじまっています。番組を再生すると、(見た目としては)バナーと音声、あるいは動画で広告が表示され、その後に本編が流れます。ストリーミングとダウンロードのどちらでも広告が出ます。
──ストリーミングで広告が入るのは分かりますが、ダウンロードでも広告を入れられるのですか?
柴田:はい。ダウンロードした番組の再生時も、再生ボタンを押した段階で少しだけ通信を行ない、広告を配信させてていただくようになっています。
──ポッドキャスト広告とは仕組みがまったく違うんですね。
岡田:ポッドキャストはもう番組録音の段階で広告を入れてしまっています。ですから、番組をダウンロードした人全員に同じCMが届きます。対してラジオクラウドは「FlexOne APE」という音声アドサーバーを使っており、コンテンツと広告は完全に分離しています。これによって聞く人によって広告が変わる仕組みです。
柴田:ラジオ広告というより、むしろインターネット広告と思っていただいたほうが分かりやすいかも知れません。広告フォーマットとしてVASTを使っていますし、入稿もMP4ファイルです。
──「マイリスト」機能を使って複数のエピソードを連続再生した場合、そのエピソード間にも広告を入れられるのですか?
柴田:入ります。ラジオは、仕事中・ランニング中・料理中のように、目をそちらには向けられないけれども音が耳から入ってくるというのが特徴です。広告フォーマット自体は動画広告に近いですが、それを“音声だけでどう効果を出していけるのか”、そこがチャレンジです。
──なるほど、ラジオクラウドは完全に広告ありきのビジネスモデルという訳ですね。
柴田:そこが逆に我々から質問させていただきたいところなのですが……課金ってどうですかね? 始めようと思えば始められるのですが、リスナーの方がどう反応されるか、わからないところもありまして。
──うーん、難しいところですね……
柴田:例えば、“広告なしで月額300円”とか、そういう考え方もあるにはあります。検討はしますが、それでもまずは広告モデルをきっちりやりきりたいですね。
目指すは「音声コンテンツの総合プラットフォーム」、放送局以外が参加する可能性も
──ラジオ局にとって、ラジオクラウドで番組を配信するメリットにはどんなものがありますか?
岡田:現状でも、各ラジオ局は色々なネット向けコンテンツを作ってるんですね。ただ、その公開先が自社のホームページであったり、YouTubeの公式チャンネル、ポッドキャスティングだったり、マネタイズに苦慮しています。
そこで、その制作済み番組をラジオクラウドにもアップロードしていただきたい。ポッドキャスト配信のような既存サービスはもちろんそのまま継続してもらって大丈夫です。並行してやりながら、一方でラジオクラウドからは広告収入が得られる。
──ポッドキャスト用に制作した番組だけが配信できるという縛りもない?
岡田:そこはもう自由です。
柴田:本放送とは関係ない独自番組を作っていただいてもまったく問題ありません。サービス名に“ラジオ”と付いてはいますが、なにもラジオ番組だけでなく、音声コンテンツであれば何でもいいと思っています。
岡田:すでに全国の(サービスを開始している)放送局に向けて、ラジオクラウドに番組をアップロードするためのIDなどをお渡ししています。ですから、許諾などをクリアした音声コンテンツが放送局にあれば、コンテンツをアップロードし、すぐにでも配信できます。
──TBSラジオはラジオクラウドへの熱意も当然強いと思いますが、その他の局の反応はいかがですか?
岡田:反応はすごくいいですね。
秋元氏(以下敬称略):ポッドキャストをすでにやっている局であれば、(コンテンツを転載すればいいだけなので)簡単に参入できますし、それ以外の局でも、ラジオクラウド向けの番組制作を検討しはじめていただいてます。
柴田:1局1局の番組配信では限界がありますが、ラジオクラウドには「ラジオ好き」なリスナーが集まってきますから、そこでは新しい局や番組と出会う機会も増えてくるでしょう。
秋元:ラジオ局以外からも、お声がかかっています。
──では、番組提供元がラジオ局以外に広がっていく可能性もある?
柴田:当然ありえます。
岡田:(ラジオクラウドを)音声コンテンツの総合プラットフォームに育てたいですね。
未聴取管理&レジューム再生はまもなく。「自動ダウンロード」導入には慎重?
──今後の機能強化の方針などはありますか? ポッドキャストとの比較としては、自動ダウンロード機能はどうでしょうか?
岡田:やはりその質問、来ましたね(苦笑)。
柴田:自動ダウンロード機能を追加すると、配信する回線コストが急激に増加するという懸念があるほか、事実として「ダウンロードはしたけれど、聞かない」というリスナーも多いかと思います。また、これはアプリの開発方針とも関連するのですが、アプリを利用される方の基準をどこに置くべきかで悩んでいます。ヘビーユーザーの声がある一方で、50~70歳代といったライトユーザーにも配慮したい。
特に自動ダウンロードは、端末のストレージ容量をどうしても食ってしまいます。スマホに慣れていない方から見ると、勝手にダウンロードして、本来のスマホの使い道に影響を与えてしまいかねない。そこでまたご意見をいただく可能性があるので、自動ダウンロードの扱いについては迷っているところです。
──しかしラジオクラウドのアプリでは、ダウンロード回数と再生数の関係性も分かる訳ですよね。そうなると、また判断が変わってくるのでは?
柴田:それはありますね。「だったら○○個までは自動ダウンロードできるようにしよう」ですとか。
今のところ「マイリスト」は改良する予定です。アプリを使い続けるうちに、リストに登録される番組がどうしても増えてしまい、見づらくなってしまうとのご要望を多く頂きましたので。こういった改善のために、利用いただいている方の声はチェックしてます。
──個人的には、番組単位でエピソードを再生できるようにしてほしいですね。
柴田:「マイリスト」を2個、3個と作れるようにして、iTunesのプレイリスト的なものをやりたいというアイデアもあります。ただ、どこまで改良できるか。順番に検討していきます。
──すぐにでも追加予定の機能はありますか?
柴田:その番組を聴いたかどうかの判別機能は、間もなく追加する予定です。
秋元:番組を途中から再生する機能も追加予定です。
柴田:いわゆるレジューム機能ですね。実は、これも多くご意見いただいた機能でして……この2つはすぐにも搭載する予定です。
「ラジオの魅力の再発信」に向けて、ラジオクラウドができること
──広告はこれから本格化するわけですが、今後の展望や問題点などはありますか?
柴田:ラジオクラウドは運用にあたって広告がどうしても必要なプラットフォームです。番組の本編聴取の邪魔にならないよう、努力を重ねていきますので、是非リスナーの皆さんのご理解を賜りたいと思います。
岡田:ラジオは現状でも多くの方に聴いていただいているメディアですが、その“良さ”がスポンサーの方にもまだ伝えられていないのかもしれません。この認識を変えていきたいです。
柴田:「ラジオって古いよ」という方もいますが、radikoの月間聴取者は1,200万です。この話をすると、大抵の方は驚かれます。
岡田:もちろん電波としてのラジオでも、継続的に広告を出しているスポンサーは沢山いらっしゃいます。
──ラジオクラウドに広告を出した広告主が、「うまくいったから電波のラジオでも広告を出そう」という流れになってほしいですね。
岡田:ですね。まさにそれが目標です。電波のラジオはもちろん、radikoも合わせて楽しんでいただければ。
柴田:(地上波テレビ番組の見逃しサービスである)「TVer」に代表されるように、今はユーザーのメディア接触経路がものすごく多様化しています。それを鑑みると、ラジオについても、電波とradiko、さらにラジオクラウドが加われば、網羅性が高まります。(広告メディア戦略を立てる)我々としてもやりやすいし、チャンスも増えていくんじゃないでしょうか。
──では、「ラジオクラウドのせいで電波のラジオの聴取率が下がる」というような、市場の食い合いの心配はないと?
柴田:心配はしていないですし、ラジオ業界的にはプラスになると考えています。接点があらゆる方向に増えますので、むしろリスナーは増えるのではないかと。ラジオクラウドだけで全局の全番組が聞けるという状況にはならないでしょうから、リスナーの方はそこで電波やradikoと使い分けてくれると思います。
──2000年代前半に光ファイバーが普及しつつある頃、地上波テレビ番組のネット再配信の可能性をよく取材したのですが、「権利面で絶対にムリ」、「カニバる」という結論になりがちでした。今のお話を聞くと、隔世の感があります。
柴田:当時と比べて、スポンサー側の発想がかなり変わってきているんです。マイクロモーメントといいますか、「マスに向けてドン!」だけではなく、ユーザーの行動を細かくどう捉えるかにシフトしてきています。(広告会社側が)そういう提案をしている側面もありますが、スポンサー側の進化のスピードがすごい。メディア側のラジオもそれに追いつかないといけない。その第一歩を、ラジオクラウドで踏み出せたと思います。
ラジオの魅力が広がる好循環を
筆者は現在もTBSラジオのリスナー。同局のポッドキャスト終了にはかなり落胆したクチだが、それでも後継の「TBSラジオクラウド」を多用してきた。それが約半年でさらにダウンロード対応の「ラジオクラウド」へ移行すると聞き、その変遷の忙しさに面食らったというのが本音だ。
ただ、今回のインタビューを終え、実際のアプリに改めて触れてみると、「再生機能の充実ぶり」、「幅広い世代を想定したユーザーインターフェイス」、「ダウンロードならではの再生安定性」など、確かなメリットも感じている。
気になる広告についても、本編再生前におよそ15秒程度のCMが1本流れるのが通例のようで、個人的にはそれほど煩わしさは感じない。受けとめ方は人それぞれだが、動画サイトにおける再生前広告とは、また違ったものと捉えてもいいのではないか。
また、多くの放送局を巻き込んだプラットフォームになったことで、機能・サービス向上への期待感が一段上がった。「Twitterなどでリスナーからの声を調べている」とのことなので、利用者は率直な意見をどんどんツイートする事で、ラジオクラウド全体の発展に繋がるかもしれない。
肝心のコンテンツのラインナップについても、TBSラジオ以外の局への広がりが期待できそうだ。放送局側の手間を軽減し、それでいて収益化の道をキッチリ用意しているところが大きい。コンテンツの充実がリスナーを呼び、リスナーの多さがコンテンツを呼ぶ……。ラジオクラウドでそんな好循環が構築されることを願う。