東京ゲームショウ2003で、PSXを探してみました。
-PSXは見つからずに、ボディーソニックマットレスを発見
9月26日、幕張メッセで「東京ゲームショウ2003」が開幕した。一般ユーザーも対象としたゲーム関連の展示会としては、世界最大規模ということで、毎年GAME Watchが徹底的にレポートしている。そのため、東京ゲームショウの情報は、GAME Watchをチェックしていただければすべてわかるので、例年はAV Watchの出る幕はないのだが……。
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曇り空の中、ビジネスディにもかかわらず、多くの人がつめかけた。海外から来た人(OVERSEAS)の受付けが混雑していたのが特徴的だ
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しかし、今年の「東京ゲームショウ」は、AV Watchとしても「注目のあれがでるかも」という噂を耳にした。そう、ゲームショウ開幕の前日25日にマーケティング部の設立が発表された「PSX」だ。公式情報があるわけでもなく、特別にソニーやソニー・コンピュータエンタテイメント(SCEI)から情報をもらったわけでもない。しかし、タイミングからいって、「東京ゲームショウ2003」に出さなくてどうする。もし、出すんだったら、取材に行かなくてどうすると、考えた。
ということで、やって来ました幕張メッセ。10時少し前の展示会場の開場とともになだれ込み、わき目も振らず、SCEIブースに向かった。しかし、SCEIブースのどこを見渡してもない。PSXもPSPも、それらしきパネルの展示すらない。一応、SCEIブースの係員に確認したところ、「出してません」との釣れない返事。
まあ、勝手に期待して想像を膨らました、こっちが悪いのだが、年内発売の予定なら、そろそろ一般にお披露目してほしいというのが正直なところ。もちろんWPC EXPOの最終日に、ひっそり出品された「RD-XS41」のように、27日~28日になにかしら展示される可能性は0ではないだろうが……。
結局PSXはあきらめたが、そのままブースを後にするのも寂しいので、配っていた資料をもらう。その中には、「GAME of Our Style」と題した、SCEIのゲームを紹介したDVDビデオが入っていた。DVDビデオなので、プレイステーション 2はもちろん、普通のDVDプレーヤーでも再生できる。-AV関連といえばAV関連だろうか?
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結局、SCEIブースにはPSXの影も形もなかった
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SCEIのブースでは「GAME of Our Style」と題したDVDビデオを紙資料を配っていた
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その後、せっかく幕張まで来たので、なにかAVに関係するものはないかと、幕張メッセ1~6ホールをくまなく徘徊していると、株式会社セガ・ロジスティクスサービスのブースで面白いものを発見した。
それが、ピラミッド型が特徴の「Pyramat PM300」だ。同社の説明では「音響一体型リラックスマットレス」とのことだが、簡単に言えばボディーソニックマットレスといったところか。
米Pyramatが独自に開発したという音響体験システム「Rumble Seat Technology」が使用されており、三角状のマット頭頂部に組み込まれている「BASS FLOW CHAMBER」の中央にあるサブウーファで、ボディソニックを実現している。頭頂部の両サイドには100W出力の同軸スピーカーも装備する。
今までにもボディーソニックチェアは数社から発売されている。既存の製品と違う、Pyramat PM300最大の特徴は、寝転がって使用する「ラウンジタイプ」、腰掛けて使用する「チェアタイプ」、収納時の「キャリングタイプ」の3種類の形態に変形できるところ。特に寝そべって、だらけた姿勢で使えるのは画期的だろう。
また、キャリングハンドルを装備するほか、スピーカー部背面にはソフトやゲームコントローラ、リモコンがなどが収納できる2ポケットを備えるなど、小技も利いている。さらに、手元で音量と振動を調整する、ワイヤードの「ハンドリモートコントローラ」も付属する。
入出力端子はアナログ音声入出力を各1系統、ヘッドフォン出力を1系統搭載。もちろん、ゲーム専用ということはなく、DVDプレーヤーなどと接続しても楽しめる。外形寸法はラウンジタイプ時で、508×1,727×356mm(幅×長さ×高さ)、キャリングタイプ時は508×508mm(幅×高さ)となる。重量は約9kg。マット厚は76mmで二重層高密度ウレタンとなっている。
米国ではCES 2003に出品し、「BEST OF CES 2003」のゲーム部門を受賞したという。日本では来春に24,800円での販売が予定されている。
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ハンドリモートコントローラ
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接続端子部
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もう1つ、会場で目についたのが、パイオニアのワイヤレスサラウンドヘッドフォン「SE-DHP800」と、「SE-XB1」。
パイオニアとXboxがコラボレーションしていることもあり、マイクロソフトブースや、フロム・ソフトウェアのブースなどの多数のXboxに、サラウンドヘッドフォンを接続。サラウンド対応ゲームを、ヘッドフォンで体感できるようにしていた。
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SE-DHP800
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SE-XB1
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フロム・ソフトウェアのブースの試遊台のモニタには、往年の名機「KX-21HV1S」(プロフィールプロ)が使用されていた。現在、実動機をこれだけの台数を並んでいるのを見られる機会はあまりないだろう
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□東京ゲームショウ2003のホームページ
http://tgs.cesa.or.jp/
□関連記事
【9月25日】ソニー、「PSX」本格始動に向けて専用マーケティング部を新設
-統括部長には浅山隆嗣氏を起用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030925/sony.htm
8月12日
内山理名、DVD「TWO RINA」の発売を記念して握手会
HMVジャパン株式会社は8月10日、7月30日に発売したDVD「TWO RINA」(品番SSBW-8118/収録時間47分/価格3,800円)の発売を記念して、内山理名さんを招いて、トークイベントと握手会を開催した。会場には多数のファンが詰め掛けた。
今回発売されたDVDのコンセプトについて内山さんは、「過去の私と未来の私を、現在の私が見ている。未来の私へのタイムカプセルのような作品」と説明する。
テーマは「STYRISH」、「CREATE」、「FASHION」などに加え、街の中で内山さん本人が隠れて印象を聞くドッキリ企画「PEOPLE」や、内山さんが騙される「INTERVAL」などの6つ。185日に渡る密着映像が収録されている。
ファンから今日のファッションについて質問された内山さんは、「(ドラマ)元カレでエレベーターガール役を演じているので、ミニスカートをはく機会が多くなり、ミニスカートへの抵抗がなくなりました。最近は、結構プライベートでもミニスカートをはいてます」と話していた。
また、最近好きな食べ物については、「デパ地下で買う湯葉が好きです」。すっかりドラマの世界にハマっているようだ。
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DVD「TWO RINA」を手にする内山理名さん |
ファンと固く握手
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□HMVのホームページ
http://www.hmv.co.jp/
□内山理名 オフィシャルホームページ
http://www.uchiyamarina.com/
□製品情報
http://cdrom.sme.co.jp/rina/index.htm
7月25日