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日本オーディオ協会、技術広報誌「JASジャーナル」を一般公開

 日本オーディオ協会は、会員向けに発行していた技術機関誌「JASジャーナル」を6月からオープン化し、一般公開開始した。最新の2016年5月号だけでなく、2006年4月号以降のJASジャーナルがPDFで公開されている。

JASジャーナルの歴史

 JASジャーナルは、1958年に学術誌と一般オーディオ雑誌の中間的技術情報誌を目指し発刊した「日本オーディオ協会誌」と、1960年に発刊した協会活動報告を中心とした「JAS Report」('64年にJAS会報に名称変更)を起源とする。その後、1979年に「日本オーディオ協会誌」と「JAS 会報」を合併し「JASJournal」を発刊。2006年には印刷発送からネット配信に切替えている。

 創刊当初からオーディオ協会の会員向けに発行していたが、6月からはオーディオに関する技術広報誌として、一般公開に切り替えた。年間発行回数は6回で奇数月に発行。オーディオビジュアルの新知識や新情報の普及・啓発や、ユーザー、メーカー、ディーラーの活動に役立てること、文化への貢献と社会との調和など目標に掲げている。記事の内容はAV関連ニュースや、新技術の紹介、イベントレポート、委員会活動関連記事など。

 最新のJASジャーナル2016年5月号(Vol.56 No.3)では、'16年度の事業方針や「ミュンヘン・ハイエンドショー 2016」のレポート、USB DAC「HP-A4BL」の紹介などが掲載されている。