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DJI、最大7倍ズームも備えた手持ち4Kジンバルカメラ「Osmo+」。71,400円
2016年8月26日 12:50
DJIは、 手持ち型の4K対応ジンバルカメラ新機種として、新たに最大7倍のズームも搭載した「Osmo+(オズモプラス)」を発売した。価格は71,400円。直販サイトでは、支払いから20~25日で出荷すると案内している。カメラ部のみの「Zenmuse X3ズームカメラ」は54,900円。
ドローンを手掛けるDJIのカメラ安定化技術を投入した、手持ち撮影用のカメラ。ライブストリーミングや初めての映画撮影など、 アクティブな状況でもカメラを常に水平に保つことができ、静止画も安定して撮影可能としている。最大77.9×158.2mm(縦×横)のスマートフォンを装着してモニターとして利用でき、スマートフォンアプリのDJI GOから操作可能。
'15年発売のOsmoからの進化点として、新たに光学3.5倍ズームとロスレスデジタル2倍ズームに対応。これらを組み合わせ、22mm~77mmの焦点距離に対応。 HD品質を損なうことなく7倍ズームが行なえる(1080p撮影時のみ)という。なお、Osmo+のカメラはInspire 1ドローンシステム向けに発表された新しいZenmuse Z3ズームカメラと類似しているが、互換性は無い。
DJI シニアプロダクトマネジャーのポール・パン氏は「動きながらの自撮りや、細部まで鮮明なパノラマ写真、モーションタイムラプスまで、新しいOsmo+のズーム機能は、手持ち型カメラによる撮影の可能性を想像以上のレベルに引き上げた」としている。
撮像素子はソニーの1/2.3型Exmor R CMOSセンサー。レンズはF2.8(ワイド端)~5.2(テレ端)画角は94度(ワイド端)~35度(テレ端)。録画モードは、UHD 4K(4,096×2,160ドット/24/25p)や4K(3,840×2,160ドット/24/25/30p)、2.7K(2,704×1,520ドット/24/25/30p)、FHD(1,920×1,080ドット/24/25/30/48/50/60/100p)に対応。映像はMPEG-4 AVC/H.264(MOV)、音声はAAC(48kHz)。
モーションタイムラプスに対応し、アプリの画面上でカメラ移動の始点と終点をマークし、スタートをタップすることで撮影できる。1080p/100fpsのスローモーション撮影も可能。静止画は最大4,000×3,000ドットのJPEGまたはAdobe DNG RAW。
記録メディアはmicroSDカード(最大64GB)。付属バッテリ利用時の撮影時間は最大100分。ハンドル部の外形寸法と重量は61.8×48.2×161.5mm、201g(バッテリ含む)、ジンバルの重量は268g。三脚や、バイクマウント、延長ロッドなどの別売マウントツールや拡張ツールも利用可能。