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TASCAM、PCMレコーダ「DR-40」が日本語表示対応。可動マイク搭載で約2万円

 ティアックは、TASCAMブランドのPCMレコーダ新モデルとして、日本語メニュー表示に対応した「DR-40 VER2-J」を11月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は21,600円(税込)。

DR-40 VER2-J

 '15年に発売した可動式マイク搭載PCMレコーダ「DR-40 VERSION2」に、要望が多かったという日本語メニュー表示を採用し、より直感的な操作ができるようになったという新モデル。

 なお、既存モデルのDR-40 VERSION 2と、そのベースモデルであるDR-40('11年発売)を、日本語表示対応にする無償ファームウェアアップデートも実施。TASCAMのサイトからファームウェアをダウンロードできる。

日本語メニューに対応

 録りたい音源にあわせてA-B方式、X-Y方式を切り替えて使用可能。最高96kHz/24bitのPCM録音に対応する。ファントム電源対応のXLR/TRSコンボジャック入力を底面に装備。通常の2トラック録音に加え、4トラックモードも用意する。M-Sステレオマイクの使用を可能にするMSデコード機能も搭載。低いレベルでのバックアップ録音を伴うデュアルレコーディングや、非破壊オーバーダビング、内蔵マイクと外部入力の同時録音などに対応する。

可動式のマイクを装備

 PCM録音のほか、32kbps~320kbpsのMP3録音にも対応。記録メディアはSD/SDHCカード。電源は単3乾電池で、20時間以上の連続駆動が可能。USBバスパワー駆動にも対応する。X-Yマイク時の外形寸法は155×70×35mm(縦×横×厚み)、重量は約213g。