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マークレビンソン、デュアルモノラルで215万円のパワーアンプ「No534」
2016年11月10日 15:42
ハーマンインターナショナルは、米マークレビンソン(Mark Levinson)のデュアルモノラルパワーアンプ「No534」を12月より発売する。価格は215万円。
'15年に発売したクラスABモノラルパワーアンプ「No536」(1台170万円)を、デュアルモノラルパワーアンプとして再設計したモデル。定格出力は250W×2ch(8Ω)、500W×2ch(4Ω)。
入力から出力までフルディスクリート/ディファレンシャルの信号経路を採用。独自フルバランス・オペレーション技術をベースに、各回路を細部まで見直し、「No536」のモノラル回路2基と、トロイダルトランスを1つの筐体に格納した。デュアルモノラル設計に合わせてアレンジした大容量レギュレータやコンデンサも備え、余裕のある電源供給によって、安定したスピーカードライブを実現したという。
電圧ゲインとドライバー段はクラスAで作動。低ノイズのハイスピード・ディスクリート・ショットキー整流器や、マルチプル・パラレルド・フィルターキャパシタを採用した大電流リニア電源を装備する。
入力から出力までシンメトリーに配置したミラー対称設計を採用。入力端子はXLRバランスとRCAアンバランスが各1系統。スピーカーターミナルは、バイワイヤ接続に対応するHurricane端子付きのバインディングポスト。コントロール用のEthernetやRS232、IR、12Vトリガー入力/出力を備える。ソフトウェアバージョンアップ用のUSB端子も装備。消費電力は1,500W(8Ω時)、外形寸法は438×530×197mm(幅×奥行き×高さ)、重量は48.5kg。
