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オンキヨーのハイレゾスマホ披露。バランス対応小型プレーヤー、高音質Alexaスピーカー

 「CES 2017」のオンキヨー&パイオニアブースでは、6日に発表されたオンキヨーブランドのハイレゾ再生対応スマートフォンや、オンキヨーとパイオニアの小型ハイレゾプレーヤー、AmazonのAlexaに対応したオンキヨー製スピーカーなどが参考展示されている。

ハイレゾ対応スマホを参考展示

オンキヨーがハイレゾ対応のTwin DAC搭載スマホ

 オンキヨーブランドの新製品として、「ポータブルハイレゾプレーヤーのDP-X1/DP-X1Aと同等以上」というハイレゾ再生対応スマートフォンが参考展示されている。価格や発売日などは明らかにしていないが、DP-X1/DP-X1Aより高価格となる見込み。

ハイレゾ対応スマホのボリューム表示画面

 Android 6.0搭載のスマートフォンで、デュアルSIMスロットを装備。5型のタッチパネルディスプレイを備える。背面に1,600万画素、前面に800万画素のカメラを搭載。microSDスロットはDP-X1などとは異なり1基のみだが、内蔵ストレージを128GBまで強化。microSDの追加で最大416GBまで拡張できる。

 DACはESSの「SABRE ES9018K2M」2基、ヘッドフォンアンプは「SABRE 9601K」を搭載。DSD 11.2MHzまで対応するほか、FLAC、WAV、DSD、MQAを再生できる。ヘッドフォン出力は2.5mmバランスと3.5mmのシングルエンドを各1系統装備。

 無線LANやBluetoothを搭載。BluetoothのaptXコーデックもサポートする。DP-X1との外観上の違いとして、ボリュームダイヤルの位置を側面から背面に変更したことで、スリムな筐体を実現している。バッテリ容量は3,000mAh。

バランス出力を装備
背面のボリュームダイヤルとカメラ部
型番は明らかにしていないが、側面にx1の文字が記されている

小型でもバランス対応のプレーヤーがパイオニアとオンキヨーから登場

 ポータブルオーディオプレーヤーは、オンキヨーブランドとパイオニアブランドの両方で、より小型な筐体を採用したモデルを参考展示している。

オンキヨーブランドの小型プレーヤー

 基本的なスペックはオンキヨー/パイオニアブランドの2モデル共通で。ESS製DACを2基搭載し、ヘッドフォン出力は2.5mmバランスと3.5mmシングルエンドの2系統を備える。ただし、筐体デザインや、最終的な音質のチューニングは両モデルで異なるほか、UIにも違いがある。

DP-X1(左)と、小型モデル(右)の比較
ヘッドフォン出力は2.5mmバランスと3.5mmシングルエンドの2系統
パイオニアブランドの小型モデル

 両モデルとも、OSはAndroidではなくLinuxベースなのも特徴で、クロックを44.1kHz系と48kHz系の2つをのせるなど、DP-X1などにはない特徴を備えるほか、同社のオーディオ製品で培われてきたLinux周りの開発リソースを活かし、スムーズに製品化できるという面もメリット。

 2.4型のタッチディスプレイを備え、ESS製DACを2基搭載。デュアルmicroSDスロットを備え、メモリ容量は最大416GBまで拡張できる。

 無線LANやBluetoothを搭載。音楽配信サービスも利用可能で、米国などで展開しているPandraや、ロスレス配信のTIDAL、tuneInなどに対応。

パイオニアブランドはブラックとシルバーの2色用意
ヘッドフォンのバランス出力も備える

パイオニアブランドの耳掛け型バランスイヤフォン

 パイオニアブランドのイヤフォン「SE-CHシリーズ」も登場。計3モデル展開で、ベーシックな「SE-CH5T」と、その2.5mmバランス端子採用モデル「SE-CH5BL」、上位モデルの「SE-CH9」を用意する。いずれも9.7mmのダイナミック型ドライバを搭載し、ハイレゾ対応となっている。

2.5mmバランス端子の「SE-CH5BL」

 上位モデルの「SE-CH9T」は、アルミハウジングと真鍮製ノズルの2層メタル構造を採用し、不要な共振を抑制。バランスモデルは端子が2.5mm。それ以外のモデルはリモコン付きケーブルを採用し、端子は4極ステレオミニ。MMCX端子でケーブル着脱と交換が可能。ケーブルを耳に掛ける装着スタイルにより、タッチノイズの低減を図っている。

メタル2層構造の上位モデル「SE-CH9」

 ネックバンド型のBluetoothイヤフォン「THE CLIP」も展示。製品名の通りケーブル部にクリップを備え、シャツなどにケーブルを留めることができる。本体はIPX4防水対応。

Bluetoothイヤフォン「THE CLIP」
背面にクリップを装備

Alexa対応スピーカーでネットラジオなどを

 既報の通り、Amazonの音声対話エージェント「Alexa」を使ったオンキヨーブランドのスマートスピーカー「VC-FLX1」も出展。発売時期や価格は未定だが、展示された試作機で音声操作のデモも可能となっている。

VC-FLX1

 声で音楽再生操作やスマートホームの制御が行なえるアクティブスピーカーで、Bluetoothと無線LAN(Wi-Fi)を搭載し、tuneInやiHeart Radioなどのネットワーク音楽サービス/インターネットラジオに対応。ネットラジオのサービス名とチャンネル名を読み上げて、スピーカーから聴ける。オンキヨーのオーディオ技術を投入し、他のAlexa対応スピーカーよりも高音質なモデルとして差別化を図る。家庭内の他のオンキヨー製品との連携なども検討する。

マイクと1080pカメラを内蔵

 モーションセンサーや湿度・温度センサーを搭載し、1080p対応のカメラも内蔵。サードパーティのクラウドサービスと組み合わせることで、室外からスマートフォン経由で室内状況が確認できる。

話しかけてネットラジオの再生などができる