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東芝、他社レコーダのUSB HDD録画番組を引き継げる機種を検証。型番公開

 東芝は、同社レコーダやテレビにおいて、録画番組の引き継ぎが可能なSeeQVault対応モデルの他社製品との互換性を検証。パナソニック製の一部レコーダでUSB HDDに録画した番組を、東芝のレコーダ/テレビに接続して再生やダビングが可能な機種の一覧を公開した。

'16年に発売した東芝“時短”レコーダの「DBR-T2007」

 東芝は、レコーダを買い替えた場合などにも、録画済みの番組を新しいレコーダで引き続き視聴できる、SeeQVault(SQV)規格に対応したレコーダを製品化している。パナソニックやシャープなど他社もSQV対応レコーダを発売しているが、SQV対応の製品同士であっても引き継ぎが正式にサポートされるのは同じメーカーのモデルに限られ、メーカーが異なると、再生できない場合があった。

 そこで、東芝は他社製レコーダから外付けUSB HDDへ録画した番組を、テレビのREGZAや、レコーダのレグザサーバー/レグザブルーレイに接続した場合の再生や、レコーダの内蔵HDDへのダビング/ムーブに関する互換性を検証。パナソニックのレコーダ「DIGA」からの引き継ぎが可能なことが確認できた機種の一覧を公開した。

UHD Blu-ray再生に対応したパナソニックのDIGA「DMR-UBZ2020」でUSB HDDに録画した番組の、東芝製レコーダでの再生も確認された

 録画機器としては、UHD Blu-ray再生に対応したパナソニックのDIGA「DMR-UBZ2020」や、トリプルチューナの「DMR-BRZ1020」などが含まれており、これらでUSB HDDに録画した番組を、東芝が'16年に発売した“時短”がテーマのレグザブルーレイ「DBR-T2007」や、テレビの「Z20X」などに接続しても再生などが可能だったことが確認されている。

 16日に発表した新しいレグザサーバー「DBR-M3007/M1007」やレグザブルーレイ「DBR-T3007」も対象に含まれており、これら新レコーダの詳細は別記事で掲載している。

録画したレコーダ機種名

パナソニック「DIGA」
DMR-BRS500、DMR-BRW500、DMR-BRW1000、DMR-BRZ1000、DMR-BRZ2000
DMR-SW2000、DMR-BRX2000,DMR-BRX4000,DMR-BRX6000
DMR-UBZ1、DMR-BRG2010、DMR-BRZ1010、DMR-BRW1010、DMR-BRW510
DMR-BRS510、DMR-SW2010
DMR-BRG2020、DMR-BRX7020、DMR-BRX4020、DMR-BRX2020、DMR-UBZ2020
DMR-UBZ1020、DMR-BRZ1020、DMR-BRW1020、DMR-BRW520、DMR-BRS520

再生できる機種名

レコーダ「レグザサーバー」、「レグザブルーレイ」
DBR-M3007、DBR-M1007、DBR-T3007、DBR-W2007
DBR-T2007、DBR-T1007、DBR-W1007、DBR-W507、DBR-E507
DBR-T670、DBR-T660、DBR-T650、DBR-Z620、DBR-Z610
DBR-M590、DBR-T560、DBR-T550、DBR-Z520、DBR-Z510
テレビ「REGZA」
G20X、J20X、Z20X、Z700X、M500X