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“アイワ”復活、4Kテレビやポータブルハイレゾプレーヤーなどを今秋から発売
2017年6月20日 20:27
ソニーからアイワ(aiwa)ブランドを譲渡された十和田オーディオは、4月にアイワ株式会社を設立。同社がアイワブランドを使い、日本国内向けに、今秋頃から4Kテレビ、ポータブルハイレゾプレーヤー、Bluetoothスピーカー、レコードプレーヤー、CDラジカセなどを順次発売する。販売は角田無線電機が担当する。
アイワは、2002年にソニーが吸収合併。ロゴマークを刷新し、製品展開を行なったが、2008年に事業を撤退していた。ソニーから譲渡された十和田オーディオは、EMS事業を展開しており、オーディオ機器やネットワークカメラなどを、メーカーから受注生産している。なお、アイワブランドの製品は中国の協力工場で製造しているが、製品や今後の展開に合わせ、柔軟に工場は選択していくという。
テレビは、24、32、43、49、55型の5モデルを予定。43,49、55型は4Kとなる。55型の価格は13万8,000円程度を想定しており、「音質にもこだわった設計になっている」という。
ポータブルハイレゾプレーヤーは、19,800円程度を予定。ストレージメモリは搭載しないが、microSDカードスロットを用意。microSDカード自体も同梱する予定。
レコードプレーヤーも予定。USBメモリなどを接続して、再生音をMP3で録音できるほか、Bluetooth送信機能も搭載。Bluetoothスピーカーなどに、ワイヤレスで再生音を飛ばす事ができる。
Bluetoothスピーカーは2機種を予定。球形の製品を、2つセットにしたステレオ対応のものを11,800円程度で、横長のタイプを21,800円程度で発売予定。
さらに、無線LANに対応したネットワークスピーカーも開発。音楽配信サービスに対応し、スマートフォンから操作。配信サービスの楽曲をスピーカー自身が受けて、音楽が楽しめる。ハイレゾ対応になる見込みで、価格は16,800円程度。
他にも、Bluetooth対応でMP3録再機能付きのCDラジオ、CDラジカセ、カセット無しのCDラジオなどもラインナップする。