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ラディウス、LDAC対応で「Bluetoothでもハイレゾ相当」のイヤフォン。充電中も再生

 ラディウスは、Bluetooth接続でハイレゾ(96kHz/24bit)相当の高音質が楽しめるというLDAC対応のネックバンド型Bluetoothイヤフォン「HP-BTL01K」を8月7日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,980円前後。カラーはブラック。

HP-BTL01K

 Bluetooth対応のネックバンド型イヤフォン。同社で初めて、ソニーの高音質コーデックのLDACに対応したのが特徴。スタンダードコーデックであるSBCに比べ約3倍のデータ転送が行なえ、対応する再生機器と受信機(Bluetoothイヤフォン)の間で、ハイレゾ(96kHz/24bit)相当の高音質、高ビットレートな音源のやり取りが可能になるとしている。SBCとAACにも対応する。Bluetooth 4.1対応で、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPをサポート。

LDACに対応
SBCとLDACの比較

 イヤフォンはダイナミック型で、新型の8.6mm径高感度小型ドライバユニットを搭載し、重低音を強化。「これまでのBluetooth製品では困難であった、迫力の重低音と、ハイレゾ相当の高解像度音質の両立が可能になり、ワイヤレスということを忘れてしまう程の高音質」としている。

イヤフォン部

 内蔵バッテリでの連続再生は約7時間、待ち受けは約180時間。充電時間は約2.5時間。新たに、充電中もBluetooth接続したまま音楽再生できる独自ファームウェアを採用したのも特徴。

 付属の専用ケーブル(ステレオミニ-Micro USB)で有線接続も可能。有線接続時はハイレゾ再生が可能となり「手軽なワイヤレス再生だけでなく、時には有線で高解像度の高音質を楽しみたいユーザーの方にも、満足いただける仕様」としている。再生周波数帯域は20Hz~40kHz、出力音圧レベルは105±3dB(126mV/1kHz)。

 フォーマルからカジュアルまでどんなシーンにも合わせやすいというブラック調のデザインを採用。イヤフォンケーブルの出口部分にメタリックパーツを使用している。イヤーピース(XS/S/M/L)やケースなどが付属する。

装着例
操作ボタン部
付属のケーブルやイヤーピース