ゼンハイザー、4.4mmバランス出力も備えたヘッドフォンアンプ「HDV 820」。実売27万円

　ゼンハイザージャパンは、バランス出力対応のUSB DAC搭載ヘッドフォンアンプ「HDV 820」を9月7日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27万円前後。8月31日から予約や店頭展示を開始する。

HDV 820

　同社のヘッドフォン「HD 800S」との組み合わせを想定した、バランス出力対応ヘッドフォンアンプ。出力端子は、アンバランス出力×1(XLR3／6.3mm＋NEUTRIK ソケット)と、バランス出力×1(XLR4)、バランス出力×2(4.4mm Pentaconn ソケット)の3系統を備える。

　入力端子はUSB、光デジタル、同軸デジタル、アナログバランス(XLR)、アンバランス(RCA)。USB DACとしても動作し、DACはESS「SABRE32」を搭載。PCM系は32bit/384kHzまで、DSDは12.3MHzまで対応。アナログパーツとパワーアンプ部はHDVD 800 のデザインを継承しながら、改良を加えている。

背面

　周波数特性は10Hz～100kHz、ダイナミックレンジは115dB。外形寸法は224×306×44mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.25kg。電源ケーブルやUSBスティック(Windows用ドライバ、マニュアル)などを同梱する。