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NUARL、HDSSとaptX対応で高音質化した9,500円のBluetoothイヤフォン

 エム・ティ・アイ(MTI)は、NUARL(ヌアール)ブランドのBluetoothイヤフォン2モデルをリニューアルして10月6日より順次発売する。価格と発売日は、「NB10R2 HDSS WIRELESS EARPHONE」が9,500円で10月27日。「NB20C WIRELESS EARPHONE」が6,000円で10月6日発売。

NB10R2の装着例

 なお、現行のNBシリーズのユーザーに対し、旧製品と引き換えで新製品を特別価格で優待販売する「トレードアップキャンペーン」も実施。NUARLオンラインで11月より実施予定で、詳細は後日発表される。

左の2製品がNB10R2、右の5製品がNB20C

ワイヤレス初のHDSS搭載モデル「NB10R2」

 高音質化技術の「HDSS」(High Definition Sound Standard)をワイヤレスイヤフォンで初めて搭載し、BluetoothのaptXコーデックにも対応したイヤフォン。既存モデルNB10のデザイン以外を全てリニューアルしてアップグレードしたという。カラーはブラックゴールド(BG)とマットブラック(MB)の2種類。

NB10R2(ブラックゴールド)

 HDSSは、ハウジングの音響室内にETL(EMBEDDED TRANSMISSION LINE)と呼ばれるモジュールを内蔵。ドライバの背面で発生する音の流れを、ETLが吸収かつ整流させ、音の乱れやノイズを抑え、原音を忠実かつ、臨場感溢れたサウンドを再生するという技術。

 NB10R2は、搭載した最新の薄型ETLに合わせてドライバとイコライザを最適化。高音質コーデックのaptXとAACに対応し、歪みを抑えてクリアで立体感のあるサウンドを再生可能としている。ユニットはダイナミック型で6mm径。

 筐体は、空気を通しても水分は通さない軟質多孔フィルムと、超音波溶着による防水仕様。リモコン部は特殊な皮膜で水分を弾くSCSの技術「パリレンコーティング」による撥水機能を施している。これら3つの防水/撥水技術の併用によりIPX7相当の耐水性能とし、雨や汗など水濡れによる影響を気にすることなく様々なシーンで使用可能としている。

 新たにループ型ワイドイヤーフックを採用し、遮音性を損なわず快適な装着感を両立。内側の筐体は装着安定性を高めるラバーコート仕上げ。さらに、耳道に沿ってフィットして遮音性が高い「SpinFit」ツインブレード・イヤーピースも付属する。

NB10R2(マットブラック)

 Bluetooth 4.1対応で、プロファイルはA2DP/HFP/HSP/AVRCPをサポート。スマートフォンでの通話や音楽再生時の操作などに使えるリモコンマイクを備え、通話時のCVCノイズキャンセリングにも対応。マルチペアリング/マルチポイントに対応し、2台のスマホに同時接続して切り替えて使用することも可能。

 再生周波数帯域は20Hz~20kHz。内蔵バッテリでの連続再生は約6.5時間。充電時間は約1.5時間。ケーブル長は60cm。重量は約13g。

小型軽量の「NB20C」

 既存モデル「NB20」のバッテリを増量して耐水性を強化。カラーバリエーションも追加した。NUARL独自のサウンドチューニングにより、12gの小型軽量ながら迫力の重低音を再生するというモデル。筐体は樹脂とアルミの複合構造で、素材固有の共振を抑えクリアなサウンドを実現するという。

NB20Cの装着例

 カラーはグレイ(GY)、シルバー(SV)と、新色のブラックメタリック(BM)、シャンパンゴールド(CG)、ピンクゴールド(PG)。シャンパンゴールドとピンクゴールドは数量限定となる。

 耳への圧力を抑えたループ型のイヤーフックと、イヤーピースをそれぞれ3サイズ付属。様々な耳の形にフィットする。筐体デザインは、艶消しメッキのアルミと樹脂で構成。

 軟質多孔フィルムと、撥水技術のパリレンコーティングを採用、IPX6相当を実現。濡れた手での操作や雨や汗などによる故障を防ぎ、スポーツ時にも最適としている。

 Bluetooth 4.1対応で、プロファイルはA2DP/HFP/HSP/AVRCPをサポート。音声コーデックはAAC/SBC。リモコンマイクを装備し、通話時のCVCノイズキャンセリングにも対応。マルチペアリング/マルチポイント対応で 2台のスマートフォンに同時接続できる。

 再生周波数帯域は20Hz~20kHz。内蔵バッテリでの連続再生は6時間。ケーブル長は60cm。重量は約12g。

NB20C(グレイ)
カラーは5色