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「音の途切れを克服」NuForceの左右分離型イヤフォン「Be Free8」13日発売

 バリュートレードは、電磁誘導を使った「NFMI」により、音の途切れを克服したという米Optoma/NuForceの左右完全分離型Bluetoothイヤフォン「BE Free8」の発売日を、10月13日に決定した。クラウドファンディングサイト「Makuake」で先行販売しており、そちらの出荷は既にスタートしている。一般販売の価格は16,880円。

電磁誘導を使った「NFMI」により、音の途切れを克服したという左右完全分離型Bluetoothイヤフォン「BE Free8」

 Optoma/NuForce初の左右完全分離型Bluetoothイヤフォン。最大の特徴は、左右イヤフォンのワイヤレス接続に、通常の電波ではなく、「NFMI」という電磁誘導技術を使っている事。これにより、音切れを最小限に抑え、より快適に音楽を楽しめるという。右のイヤフォンのボタンを2秒長押しすると、左のイヤフォンと自動接続する。

 なお、収納ケースは充電器も兼ねている。初めてスマートフォンなどと接続してから約12時間の間、 左のイヤフォンはケースから取り出しただけでBluetooth機器に自動的にペアリング。 その左イヤフォンに、右のイヤフォンはボタンの長押しで接続する形となる。

 ユニットはダイナミック型。水素よりも高いイオン化エネルギーを持つという不活性金属を使用した、5.8mm径の「不活性金属コーティングダイアフラム」を採用。「大編成クラッシックを朗々と再生するフラットでパワフルな低音、ハイハットの余韻さえ正確に伝える高音、位相特性に優れ、アーティストの口元の形が分かるほどリアルな中音」などを実現するという。

内部構造

 Bluetoothの対応コーディックは、SBC、AACに加え、aptX LL(Low Latency)にも対応。プロファイルはHSP 1.2、HFP 1.6、A2DP 1.3/AVRCP 1.4に対応。

 イヤフォンの形状には、人間工学を投入。イヤーピースは、SpinFitがBE Free8用に開発した超薄型フランジのピースが付属する。

 IPX5相当の防水性能を備え、スポーツで汗をかいた場合でも利用可能。

 ケースは「Cocoon(繭型)」デザイン。7×6×2.5cmのコンパクトサイズで、500mAhのバッテリを搭載。イヤフォン単体では4時間の音楽再生ができ、ケースに戻すと3回分(12時間分)の充電ができる。ケースを使った場合のイヤフォン充電時間は約180時間。ケースはUSB経由で充電し、3つの白色LEDインジケーターでバッテリ残量が確認できる。

 周波数特性は20Hz~20KHz、インピーダンスは32Ω。感度は-42dB+-3dB。CVCノイズキャンセリングマイクも搭載する。重量はイヤフォンセットが11g、ケースが44g。

ケースは「Cocoon(繭型)」デザイン