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Windows MR対応「Dell Visor」は約5.3万円で12月9日発売。先行予約も

 デルは、MicrosoftのWindows Mixed Realityプラットフォームに対応するヘッドマウントディスプレイと専用コントローラーのセット「Dell Visor with Controllers」(VRP100)を12月9日より発売。先行予約受付を10月17日から開始した。取扱店舗はヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機、Amazon.co.jpなど。ヨドバシカメラ価格は53,460円(税込)。

Windows MR対応「Dell Visor」は約5.3万円で12月9日発売。先行予約も Dell Visor with Controllers(VRP100)
Dell Visor with Controllers(VRP100)

 Windows Mixed Realityは、対応ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いることで、現実の視界に3D映像などを重ねて見られる複合現実(Mixed Reality)を実現する技術。Dell Visorには装着者の動きを検知し、360度のパノラマビューを実現するインサイドアウトトラッキングカメラなどを活用している。

 片眼1,440×1,440ドット/706ppiでリフレッシュレート90Hzの液晶パネルを搭載。鮮明でスムーズな360度の複合現実体験を提供。フレネルレンズを備え、視野は110度。跳ね上げ式バイザーにより、仮想世界と現実世界の間を簡単に行き来できるとする。ジャイロスコープ、加速度センサー、磁気計も内蔵。インターフェイスはHDMI 2.0×1、USB 3.0×1、3.5mmオーディオ端子×1。

 柔らかなヘッド/フェイスパッドで眼鏡をかけた状態でも快適な装着性を実現。人間工学に基づいた設計で重量を分散するヘッドバンドを備え、頭の大きさに合わせて装着具合を調整できるサムホイールも装備。ケーブルはHMD後方のケーブルクリップでまとめられる。外装には、清潔感を保つ独自の防汚コーティングを施した。

 コントローラーは左右2本が付属し、Bluetoothによるワイヤレス接続が可能。3次元空間での動きを検知し、「6段階の自由度で完全な自由度をもたらす」としている。サムスティックやタッチパッド、各種ボタンも装備する。電源は単三電池×4。

 外形寸法/重量は、HMDが170.5×270×130.5mm(幅×奥行き×高さ)/0.59kg、コントローラーが152.7×119×119mm(同)/0.34kg。リストバンドや単三電池等が付属する。